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お母さん、やっぱり僕頑張るね。

学校に頑張って行けたある夕方、息子は疲れ果てて寝ていました。数時間寝て目が覚めると、塾の宿題が終わらない、どうしよう、どうしようと泣きながら訴えてきました。塾の先生は宿題はしてこなくてもよい、来るだけでいいよ、と言ってくださっていましたが、みんなの前で怒られる、宿題せずに塾は行けない、と暴れていました。

宿題はしなくていいよ、塾はしばらくお休みしようよ、と提案するも聞き入れてくれませんでした。
私には「きしょい、しゃべりかけると打ち殺す、何も楽しいことはない、生まれてこなければよかった、」など言われました。私は悲しくて悲しくて息子と2人で一緒に泣いてしまいました。

それから息子はお風呂に入り落ち着いたのか、夜中の1時頃、私に話かけてきました。
お母さん、やっぱり僕頑張るね、と。塾も部活も頑張る。背も伸ばしたいし、買い物にも行きたい、部屋の模様替えもしたい、と。

ほとんど残ってないエネルギーを絞り出して言ってくれたんだと思います。


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