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#006 童話をつくるのテスト。

やっぱり伝わる記事を書くのは本当に難しいなと思います。

 昨夜、AIアシスタントの機能を試す遊びで童話を作って遊んでいました。
noteのAIアシスタントと、chatGPTに同じようなことをさせて出力を見ながら色々遊んでいたのですが、いったんそれについて投稿を上げても、あまりに面白くなかったのですぐ取り下げてしまいました。
なので今回は書き直しての再掲になります。

実際に二つのサービスにそれぞれに同じような材料を提示して童話を作ってもらったのですが、なんだかカオスなお話が出来上がりました。

noteAIアシスタントで出力したものと、ChatGPTで同じように出力したあとに数回AIとやりとりを行った後に出力できたものとをならべてみます。

AIの自動生成で童話を作る

 AIへのインプット材料:

・学校の帰り道 時間は夕方
・道には迷うが怖くはない
・初めの5分は暗くて何も見えない
・右前方から小さな音が聞こえる
・音に誘われてそこへ行ってみようと思い立った。
・更に5分ほどゆっくりそちらへ進む 音はなかなか大きくならない
・更にもう2分ほど進んだ時、後ろからも音が聞こえてきた。
・耳を澄ますとその音は少し上の方から聞こえているようだ。
・2種類の音を感じながら、更に奥へ進む
・主人公は何時までも奥へ進もうとする
・最後に見つけたものを認知したとき、本当の意味を知る。
・ハッピーエンドにしないでください。

  【1】noteAIアシスタントのアウトプット

 ある日、学校から帰宅途中の少女が、道に迷ってしまいました。夕方で時間も遅く、暗闇が迫っていましたが、彼女は怖がることなく進みました。
 最初の5分は何も見えず、不安が募りましたが、その先に小さな音が聞こえてきました。彼女は音に誘われ、そちらへ向かって歩きました。5分後、その音は大きくはなりませんでした。しかしその先で、別の音が後ろから聞こえてきました。彼女は不審に思いますが、その音に誘われて先へ進むことにしました。2種類の音を感じながら、少女は奥へと進みました。
そして、やっとたどり着いた先で、彼女は真実を知りました。そこには、小さな子猫が落ち込んでいる姿がありました。彼女は子猫を抱きしめ、暗闇を越えて家に帰りました。その日から、彼女は子猫を家族のように大切に育てました。そして、彼女は知りました。見えない未来には、必ず希望の光があることを。彼女はその子猫と共に、新しい未来を歩み出しました。

  【2】ChatGPTのアウトプット

注意:生成していく途中、急に”液体”という記述がでてきたことについて、「それ(液体)が主人公にどんな影響を与えるのか?」と質問してみました。物語を紡ぐにあたり、その背景の考えを聞いてみたかったのです。そうするとこんな答えが返ってきました。

 主人公は、液体に触れたことで異常な感覚を覚え、その後に何かが変化したことに気付きます。例えば、周囲の音が聞こえにくくなり、視界が歪んでいるように感じるなど、身体的な異常を感じたかもしれません。また、精神的にも影響を受けたかもしれません。例えば、現実感が薄れ、自分が夢の中にいるかのように感じるなど、錯覚や幻覚を覚えたかもしれません。 液体に触れたことで主人公が受けた影響は、物語の進行によって具体的に描写されることがあります。例えば、物語の中で主人公が危機に陥った際、液体に触れたことで身体能力が向上したり、特殊な能力を発揮したりすることがあるかもしれません。また、液体にまつわる不思議な出来事や、液体が持つ力に関する情報が物語の謎を解く鍵になることも考えられます。

 途中、その液体の色についても一貫性が無くなってきた(はじめ虹色だったが何度目かの出力し直しで突然黒になった)ので指摘した後に更に書き直してもらったところ、出てきたパーツがまんべんなく入れ込まれた謎のお話になりました。そしてタイトルもついていました。

【童話】「黒い液体と虹色の世界」 

 ある日、主人公は学校から帰る途中、森の中で黒い液体を見つけました。興味本位で、彼は液体を手に取りました。液体は彼の体に染み込み、虹色の世界に連れて行かれました。 

 虹色の世界には、美しい花々や奇妙な生き物がたくさんいました。主人公はこの世界に魅了され、長い間そこに滞在しました。彼は自分がこの世界に居続けることができる方法を探し始め、液体を見つけ出した方法を思い出しました。しかし、この虹色の世界にいる間、主人公は常に虚無感を感じていました。彼は自分が現実の世界から遠ざかっていることを感じ、家族や友人との絆を失っていることを悟りました。
 
 結局、主人公は虹色の世界から戻ることを決めました。液体が消え、主人公は元の世界に戻りました。しかし、液体の影響で、彼はまったく別の人間になってしまいました。彼は以前よりも社交性が低く、虚無感を抱えていました。彼は家族や友人とのつながりを取り戻すため、努力することを決めました。 結局、主人公は虹色の世界からの冒険が彼に与えた影響を受けました。彼は新しい人生を始め、これまで以上に現実世界に興味を持ち、人々とのつながりを大切にするようになりました。

お話としては、映画のトレーラーに出てくるようなストーリーアイテムのランダム組み合わせのようにも見えます。面白くなるかはコマンド次第でしょう。もっと掘り下げたら面白くなるかもしれない?

一方、当初の目的とは違いますが、自分の夢記録の内容を会話形式で一緒に分析して、深層を読み解く助けをしてもらうことには使えそうです。

あとがき

 何度やっても、すごく面白い感じにはならなくて妙な気持ち悪さが残る読後感でした。これをやったあと、強烈にちゃんとした本を読みたくなりました。”AIが書いた文章”臭さに辟易しちゃったんだろうか。そういえばMidjournyを試した時も同じ感触を持った記憶があります。確かにすごいんだけども…。 きっと自動生成でない生身のクリエイトとの違いはちゃんと在るし、判る気がします。判らないものなんだろうか。。もし判るのだとしたら何故なんだろう? しばらく遊べそうです。 


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