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面接の第一印象 この3点だけは  ~就職活動のツボ 採用側の視点~

就職活動の面接では、第一印象が重要とよく言われます。

就職活動中の多くの応募者が「面接は緊張するから苦手」と言います。

真剣だからこそ緊張し、緊張するから上手くいかない、だから苦手意識が増し、不安が募る・・・このスパイラルには、多くの人が共感できるでしょう。

そこで、面接で緊張する応募者を採用側がどう見るかについて考えてみましょう。

面接はある意味、人生を左右するような重要な場面です。緊張は普通の反応です。
面接官もそのことはわかっています。
面接官は、緊張はあなたの真剣さの表れであると理解した上で、その緊張した状況であなたがどう振る舞うかを評価しようとしているのです。

顔が赤くなっても、手が震えても、声が詰まっても、緊張しているからという理由だけでマイナス評価することはありません。

重要なのは、緊張を感じつつも自分をしっかりとアピールすることです。

緊張しているあなたの、その対応が注目されているのです。あなたが、声の震えや緊張を乗り越えて、どう振る舞うかが見られているのです。

では、具体的に何を見ているのでしょうか。

採用面接では、面接官は、採用後のあなたの仕事ぶりをイメージします。
あなたが採用されてお客様やクライアントと接するときの様子を想像します。

お客様の前で緊張しても、その状況で自分をしっかりアピールできるかが重要です。声が震えていても、顔が赤らんでいても、それを乗り越えて自分を前面に出すことが求められます。

あなたの接客やコミュニケーションが好印象を持たれるかどうかを面接で見ているのです。

「好印象だ」と感じる具体的なポイント。

採用面接で面接官があなたを最初に目にするのはどの場面でしょう。

それは、あなたが面接会場のドアを開けた時、この時がファーストコンタクト、第一印象の始まりです。
ここで「いい感じだな」と思ってもらうことが重要です。

ファーストコンタクト
面接官が最初にあなたを見る瞬間、つまり面接室のドアを開けた瞬間が非常に重要です。
初対面では、アイコンタクトと会釈は、必須のマナーです。

セミナーで面接練習をすると、ドアを開けた時に下を向いている人が数多くいます。
ドアを開けたら面接官のほうを見て、アイコンタクトし、軽く会釈をしましょう。できればよい表情で!
緊張していても、顔が引きつってもかまいません。
「よい表情でアイコンタクトし、会釈する」これを徹底練習しましょう。

入室時の挨拶:
入室した瞬間の名乗りや挨拶も重要です。大きな声で元気よく名乗りましょう。この時の元気な印象は好印象につながります。

新卒採用で多くの企業が重視しているのは、「落ち着いている」という印象ではなく、「元気の良さ、一生懸命さ、はつらつとしている」というイメージです。
入室したら大き目の声で名乗りましょう。「元気だな」という印象につながります。その印象は、好印象と評価されます。
少々詰まってしまってもかまいません。「一生懸命だなあ」という印象はプラス評価です。

また、大き目の声を出すと緊張がほぐれます。入室前の「失礼します」という声掛けも、この名乗りも大き目の声を出せば緊張がほぐれます。

以上のことは、第一印象を築く上で非常に重要です。緊張しているかもしれませんが、練習の繰り返しで緊張を乗り越えることが、良い印象を与える第一歩です。

「第一印象は3秒から30秒で決まる」とよく言われます。
①入室前の声掛け
②ドアを開けた時のアイコンタクトと会釈
③大き目の声の名乗り
この3つのことを行った時点で、面接開始から30秒近くになります。
第一印象が決まるのです。
面接をよい印象でスタートさせるコツは、この3点にあると言えるでしょう。

しっかりとシミュレーションして何度も練習しておきましょう。

面接では、緊張していることはマイナス評価になりません。
緊張は味方だと思ってアピールすることが成功の鍵となります。

頑張ってください!
今回は以上です。
では、また!

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