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実際に見てみると鳥探しが上手くなる?

 3月も1/3が終わりました。シマエナガを簡単に見られる季節はもうずく終わりでしょうか。

私が近所でシマエナガ探しを始めたのは、去年の今頃でした。ネットで調べるとわが町で見られる場所まで丁寧に記載されたページがあり、それを参考に追うことにしました。
 
最初は当てずっぽうで現地に行きましたが、姿を見掛けることはありませんでした。今年の状況から思うにあまり居ないところだったみたいです。

そこで今度はネットで動画を見て声を覚えました。有名な「ジュリリ」ってやつです。しかし、最初のうちはシジュウカラと間違えてなかなか見つかりませんでした。

雪が溶け始めて、森を歩き易くなり始めたころに初めての遭遇。その素早さに舌を巻き、撮影どころではありません。撮れてもピンボケばかりでした。

シマエナガの体長は16センチと図鑑にはありますが、それはスズメと同じ大きさをイメージさせますがシマエナガとスズメでは尾羽根の長さが全然違います。シマエナガのほうが見た目はずっと小さいのです。

経験からの知識武装した私はだんだんシマエナガが近くに来ていることを察知するのが早くなっていきました。しかし緑が生い茂ってくると視界が少くなり見つからなくなってしまいました。そして子育ての時期には声もしなくなりました。

夏が終わり秋になり木々の葉が落ちるころ、またシマエナガは私の前に現れました。札幌で雪虫が大発生と騒がれた時、その雪虫の引っ越しが終わると、それを季節のごちそうとシマエナガは食べに集まってきました。

食べ物に夢中になっているシマエナガは同じ場所に留まることが多くなり、撮影が簡単になってきました。その頃、同時にシマエナガは「フィフィフィ」とかぼそい声で鳴いていることに気づきました。この気づきは格段とシマエナガを見つけるのを楽にさせてくれました。

そして冬、シマエナガはちょっとした遊歩道にも現れるようになり、馬鹿デカいいレンズでなくても綺麗に撮れる近くに寄ってくれるようになりました。

私の参考書に記述されていたように、シマエナガは何処にでも居るのは本当でした。

 見つけるのさえ大変だったのに、頭に姿がイメージできるようになると見つけるのも難しくなくなったような気がします。

また新緑の季節を迎えるとシマエナガはちょっと精悍な姿になります。出で立ちは雪の妖精の愛称から離れちゃうけど相変わらず可愛いです。

子育てが終わった一家はくっつき寄り添った姿が見られるようですが私は見たことはありません。でも、その姿の撮影は他の方に任せたいと思います。

それでも新緑の季節まではまだ時間もありますし、観察できる機会は少なくありません。まだまだ、その愛らしい姿を見たいと思います。

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