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生死について。HACHIKU

生死について、深く考えるようになった。
大震災やコロナなど、どうにもならないことに人類の無力を感じたのもあるのかもしれません。
私は無宗教だし、何か夢中になって拝んでいるものもない。
けど、私自信まあまあの大病を患うなか入院生活を何度となく繰り返していくうちに自然と?
生死について、深く考えるようになったんだと思う。
ちょうど2年前の今頃私は(子宮頚がん)だと分かって、子宮全摘手術をした。
手術後、あまりの痛さに気が狂うかもなどと思いながらナースコールを押し肛門から座薬を直接入れてもらったりした。
少し眠れそうだなぁ、、と思っていたら。
遠くから、(オギャーオギャー)と元気な赤ちゃんの泣き声。
あー、赤ちゃんどこかで生まれたんだなぁ。かわいいだろうなぁ。と少し癒されたのを覚えている。
同時にあー私にはもう、資格がないんだなぁ、、、、と。女性じゃなくなるんやな~。と。
正直まだ、赤ちゃんを産める年齢だっただけに複雑な気持ち。
なんて、残酷なんだ。婦人科病棟❗️と。
生死が同時に現象する場所。病院
そのなかでも、特に生まれる場所婦人科。
そして、生を育み育てる場所を亡くす婦人科。
しょうがないと、言えばそれだけです。
人間は死んだらそのまま土に帰っていくだけで、森の住人の腹を満たしたり、木々の肥料になることは自然への恩返しのような気がする。
HACHIKUは、魂とか死後の世界を信じていません。死んだら灰になるだけです。
じゃなきゃ、恐くて生きていけませぬ。
生死については、まだまだ考えてる途中。
答えは出ないでしょう。

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