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映画「ゴジラ−1.0」

先週末に子ども達と間も無く公開が終了しそうな映画、「ゴジラ−1.0」を見てきました。
(思い立ったが吉日)

自分が子どもの頃に見ていたゴジラ映画ではもうなくて、とにかく凄い迫力です。
(語彙力−1.0)

事実、作品事態はアカデミー賞で視覚効果賞を受賞したりと、映像などの迫力は間違いありませんでした。

映像の迫力もさることながら、ストーリーも良かったんです。

映画は終戦直後の日本を舞台に、ボロボロになった日本に追い討ちをかけるかのように、ゴジラがやりたい放題。

30年前に、自分が見ていた時のゴジラはどこかヒーロー的な位置付けだったと記憶してましたが、とにかくめっちゃ悪役。
(語彙力−2.0)

結果として、自分が小さい頃に好きだったゴジラを、小2になる下の子は恐怖の対象として捉えることとなりました。

そんなゴジラ映画としての魅力はベースにありながら、人間ドラマと絡めて話しは進んでいき、深く感動する場面も多く、思わず涙してしまいました。

良い意味で裏切ってくれる映画として、大人も子どもにも誰にでもおすすめできる映画と言えます。

教育手段としてのエンタメ

映画からの教育は有効な手段となり得そうです。

映画を見終えた後にワイワイと話す会話も、映画を見にいくひとつの楽しみだったりします。

今回、映画の設定が敗戦直後ということもあり、小5になった娘と色々と戦争のことについて話しが広がっていきました。

少し話しにくいことも、映画という共通言語があるだけで、自然に会話が進んでいきます。

映画内の「特攻隊」というワードから、日本が戦争で、どういったことを行なってきたかという会話を自然と行なっていました。

教科書で初めて知る知識よりも、ストーリーを通じて興味や関心の輪を広げいく知識の習得は、深く理解をすることができるはずです。

エンタメ✖️教育

映画に限らず「エンタメ✖️教育」は、学校では教えにくいけど、人生における重要なテーマを取り扱うのに良い手段になりそうです。

例えば、性教育やお金の勉強は大人になる過程で必ず必要でありながら、学校では深くは教えてくれません。
(学校のせいではないよ)

きちんと関わる大人が、伝えていかなければなりません。

当然、親の責任です。

映画だけでなく、舞台や小説などのエンタメを通すことで、これまで経験をしたことのないことを疑似体験できます。

一生なれることのない体験が出来るのは、エンタメの力ならではです。

物語りであるが故に、想像できないことを想像させていく力が映画などのエンタメにはあります。

戦争の悲惨さも、お金にまつわる悲劇もまずはエンタメの力を借りて体験することを、子ども達と併走してみるのも良いかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございます。
何かのきっかけになれれば幸いです。

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