思ってもいないことを大真面目な顔で言えるようになる練習 大人になること

昔から思ってもないこと(お世辞や慰めの言葉)を言うのが苦手だった。苦手というか苦痛に近い。自分の中の考えや感情と口にする言葉は一致させたかった。

それはわたしにとって嘘をつくようなことで、むしろ相手に不誠実だと思っていた。お世辞を言うくらいなら無言でにこにこしてようと思った。

だからか、他人に対しても思ってることと言ってることが同じであることを求めていた。そもそも子どもの頃は、みんな一致していると思って接していたが、高校くらいになってようやく、本音と建前みたいなことを知った。

お世辞は100%と嘘なのではなくて、10%くらい「あ、かわいいな〜」とか思った感情を何倍かにして相手に伝えることだ、というのはわかってはいる。
でもその何倍かにする行為に嘘というか偽物を感じてしまう。

でも社会で他人とうまくやっていくには、お世辞とか共感とか上手く言えたほうが良さそう。全ての人と本音で話し合える必要はないし。

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