料金の設定について

今年6月から介護保険外サービス(自費サービス)を始めて
早くも5カ月経ちました、手探りながらもリピーターのお客様も
少しずつではありますが細々と繋がり感謝しかありません。

先日、物価高のニュースについて他業種の友人と話していて
いかに自分らが時代に取り残されているか、時代の流れに沿って
おらず自分自身の価値観がアップデート出来ていないかが
なんとなく分かったような気がします。

自分がやっているこの商売、健康な人からするといらない商売。
ただ出来ないことが増えている年代や身体の不自由な人からすると
非常に感謝されるこの商売。
時には「本当にこの金額でいいの?」と言われたり…
嬉しい反面、まだ不慣れな自分からするとその金額を貰うこと
自体、時に申し訳ないような気持ちもある。
だからこそ、たかが買物代行ではなくその人が何を欲しがっているのか
なぜその品物が必要なのか、その人となりを観察しながら
対応するようにしている(空回りすることもあり)。
中には以前自分が通っていた時の記憶で「あのスーパーの
あそこに〇〇が置いてあるから買ってきて」など元気だった時の
感覚で頼まれるので、店舗内の配置などが変わり、店舗にて
探し回ることも多かったけど、次の結び付くように店舗内の
商品の配置など把握するようにして、いかに短時間で買物を
済ませられるか努めています。

料金の設定に話を切り替えると、当社の料金の設定は
介護保険の訪問介護サービスにかけ離れないように
設定していますが、本当にそれでいいのでしょうか?
今の時代にアップデート出来ていない頭で考えた料金。
まぁ介護保険自体、今の時代に沿っているかと言えば
はっきり言って合ってはいないと思いますし、これだけ
物価が上がっているこの時代に今の料金ではガソリン代を払い
他の必要経費をかけてまでやっていくのはこれから先必ず
ジリ貧になるのはなんとなく感じています。

だから、これから先のことを考えると「撤退」ということも
時折頭をちらつくこともありますが、関係各所からは
「これから必要になる商売」「絶対に伸びるから」など
応援のお言葉を受けているし、始めたばかりのこの商売を
すぐに撤退するのはなんとなく…

今はとりあえず自分の営業エリアでの周知徹底を図り
少しでも信用をしてもらえるように真摯に取り組む。
そして、料金に見合った仕事が出来るようにスキルアップする。
売上アップと作業時間短縮を図ることは相反することだが
信用を得るには必要だと思う。
長々と書いてきましたが、まだまだ依頼の少ない毎日を
悶々と過ごし将来について思い悩んでいるということ。
年齢的にもそろそろしっかりと落ち着いた毎日を過ごしたいということ。

そうは言っても収入が少ない(妻の助けがないと破産)と
鬱々としてしまう。
でも、やるしかない。(と奮い立たせる)


追伸、ある程度作業量のある仕事の依頼を受けると
お客様は時間制の料金設定だと最終的にいくら請求されるか
分からず不安感じるようなので、最初に金額を提示します。
自分のスキルが高ければ金額に見合った時間で終わるが
要領悪ければ自分が損をする。
そこの判断はある程度経験則が必要なので難しいところ。
でも、上手く判断出来た時はかなり達成感あり。