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心の絆創膏

私はおっちょこちょいなので、手に絆創膏を貼るような怪我を良くする。
数日前も指を怪我して止血をしたあと、大量の絆創膏のお世話になった。
ふと思った。
見えない傷に貼れる絆創膏はあるのだろうか?
あった、言葉だ。
私は言葉の力をずっと信じている。
傷ついた心に貼ってあげられるものがあるとするならば、それは言葉の贈り物だと思っている。
人は言葉によって救われるということを、私はずっと信じている。
私は言葉によって、人を救い出したい。
だから、書いている。
私の書いた言葉で、誰かの心が救えたらいいなとずっと思っている。だから、私は書く。

私は心が弱ってしまって、なかなか前に進み出せない人がいたら、言ってあげたいと思う。
ゆっくりでいいと思います。
出来ないことばかり数えないで。
出来ていることもある。
食べたいものもある。
読みたい本もある。
観てみたい映画もある。
そんなやってみたいことがあるなんて素敵なこと。
すぐに全部出来なくてもいいと思う。
ゆっくりでいい。
自分のペースでいい。
結果的にやりたいことが一つでも出来たら、自分を褒めてあげてほしい。
一日一日一生懸命生きている自分を褒めてあげてほしい。
だから、私はいつも言葉で寄り添っていきたいと思っている。

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