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地下ピン芸人をやってたらとんでもないことになってしまった

元お笑い地下ピン芸人です

もともと引きこもりなんですけどね。人生変わってとんでもないことになってしまいました

人前で話すのが嫌で、ナルシストだったはずなのに、、

芸人をやると承認欲求を求めに求めてしまい、人生が変わってしまいました


とはいえ。お笑いやってたころは

「練習がキライ」
「ネタ書くのがめんどくさい」
「ネタが覚えられない」

という三重苦でした

仕事で苦しむというより
だらしなすぎる自分に苦しんでいました

やる気ないのになぜか野望だけは持ってたんですよ、根気ないけど売れてやるぞ!と。


おもしろさを計算してお客様に伝えられないのに

芸人と名乗っていたのだから面の皮が厚すぎますよね?


芸能という特殊な世界で
自分のクズさに絶望しながらも
辞めようとせずに舞台に立ってた理由は

「承認欲求」が満たされてたからなんですよ


恐ろしいことに
「お笑い」とラベリングさえすれば
何やっても正解カテゴリーになってしまうのが芸の世界

犯罪スレスレでも芸であると
発信者が定義すれば
正当化されてしまう節があります。


そこにファンがつけば社会的認識に変わってしまう恐ろしさ。

人生何が起きるかわからないというけど、 

発信しないと何も起きないんだし
自己満足でお笑い芸人やるもの

それはアリなのかもしれませんな



そういや
残念ながら亡くなってしまったけど

電撃ネットワークの南部さんのエピソード

南部さんが当初ダチョウ倶楽部さんのメンバーの一員でもあったのはあまり知られてないけど

ダチョウ倶楽部さんが舞台でネタをやることになったそうで。


ネタでウ○コを使うことに
もちろん偽物で良いと思いますよね?

でも南部さんだけは舞台でホンモノのウ○コを使うべきと主張したんです

結局他のメンバーに反対されて
南部さんはダチョウ倶楽部をやめました。そこから電撃ネットワークに。

実は私も『ホンモノのウ○コを使いたい派』なので南部さんの気持ちがよーくわかる笑

やっぱやるからにはホンモノを使わないとダメなんですよー!

ホンモノのウ○コってインパクトが天地の差

これ実際にホンモノを手にとって触って「経験」しないとわからないことなんです。

発端はウ○コでも経験は人の豊かに比例していくんです

でも笑いに繋がっていくかは
その人それぞれの許容範囲なのですが。

舞台でウ○コを使うのは
汎用性が低くいわけでビジネスとしてはNGですよ、それはわかる。

でも私、ときどき顔にウ○コを乗せるから理解できるんです。経験は大切。

え?なんで顔に乗せるのか?

承認欲求のためですよ、、


自己満足が仕事になるのって
しあわせの塊だと思います

だから芸人や舞台に立った人間はなかなか辞められないんだろうなと感じてます。



またこれは
私の地下ピン芸人時代の
ある日の舞台でのこと

とある新宿の売れない芸人を集めたお笑いライブでのお話し

腕にハチミツを塗りながら
ロン毛をふりまわして
全速力でぐるぐる回ってました。

さらに全力で奇声をあげながら….

こんなネタをたまたま観客席からみてたルポライターに声をかけられましてね

取材を申し込まれたんです

「すごいですね!」と

べつにすごくないんですよ、
思考ゼロの肉体労働なんだし笑

笑わせるというより、
笑われる狙いのネタですよね


まぁせっかくなので
ルポライターさんと新宿の喫茶店でお話しをすることにしました


私としてはキ○ガイを演じてオカシナ話しをしてやろうと思ってましてね

なので支離滅裂で文脈繋がらないことばかりを言ってたら、

だんだん変な顔になってきてしまいまして。

すぐに取材は終わりました。

ホンモノのキ○ガイと勘違いされてしまったようですな…

楽しかったなぁ笑

『自分を演じる』というのは人生でとても大切ってこと。

チェーンソーマンの作者「藤本タツキ」さんのデビュー作「ファイアパンチ」

この漫画のテーマが「人生の役割・演じる」

物語の当初は自分の家族や村の人々を殺した悪者への復讐心に燃えていた主人公。

ただ強すぎてあっけなく復讐は終了。

じゃあこれから、自分は何をもとめて、自分はどんな人間なのか?を苦悩しながら生きていくというマンガです

火の鳥(手塚治虫作品)のような次元を超えたラストで私がここ最近でセンスの共感が出来てゾクゾクした作品。
ちょっといいすぎか



私はというと「ピン芸人」という自分を演じるという仮面を持って経験とあり

仮面はたくさん持ってるほうが人生楽しいと知れました。


例えセフレ相手でも、夫婦、友人や職場のなかでも。

その被ってる仮面によって
話すレベルが違うし表情も単語も違うんです




みなさんはいくつの仮面をもって
生活してますか?


仮面の存在に気づいて
自分を切り替えているとストレスが分散されます

切り替えられないとストレスは溜まるもんだと感じてます

だから社会人としてなんとかやっていけるのでしょう


仮面の存在に気付けずに切り替えてできないと、社会的な異端になります

例えばメンタル疾患である乖離線同一障害など(多重人格)

これはとある総合病院の医院長先生で診療内科診察のときに、教えてもらったのですが

ひとは無意識にスイッチを切り替えて違う人を演じるけど、
そのスイッチの切り替えが苦手だったりうまくいかないと病名がついてしまうと。


恋愛も人間関係もスイッチを認識して
上手に切り替えができる人ほどうまくいくんです。

この知識があると無いとで人生は大きく変わってきますよ

人間関係が多いほど良いわけでないけどいくつかの人の輪にははいっておくべき。


家庭、職場、友人、趣味、性的、
このうち三つの輪に入っていればよしとされているようですね


ここにSNSという輪に入って
自分を曝け出すのもこの21世紀ならでは人間関係でしょう



私の地下ピン芸人の経験は
人生を豊かにしてくれました

なにかチャレンジすると自分の人生が豊かになります


そこに失敗というものは無いんです

【あなたはいま何にチャレンジしてどんな仮面を被っていますか?】

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