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2月18日 日曜日 西村佳哲さんの本

今日は娘たちとまったりと公園で遊んだり、行きつけのお店に行ったりとよき1日でした。

少し前から西村佳哲さんの本にハマっています。先日のnoteにも、西村さんの本の引用を載せています。よろしければお読みください。

実は、先日読んだ「自分をいかして生きる」は一応3部作になっていて、他の2冊は、「自分の仕事をつくる」・「かかわり方のまなび方」というタイトルです。

昨日、3冊目の本も読み、コンプリートしましたが、どれも素晴らしい本でした。今わたしが悩んでいること・気になっていることについて書いてあり、勇気をもらえましたね。やはり30代前半は、自己や他者とのかかわりを見直す時期にあるのでしょう。自分の現状と比べていろいろと思案しながら読みました。

今回は、「自分の仕事をつくる」・「かかわり方のまなび方」の2冊の中から厳選して自分が心に残ったところを1つずつ引用してみます。

こころの実感に触れて、その質を感じ取る力能を内的感受性(self sensitivity)と呼んでみる。(中略)一方、多くの人に喜ばれ・共感される成果を形にしている人には、自身の実感に触れるこの力能と同時に、もう一つ、この社会で生きている、他の人々が感じていることを感じる力能。社会的感受性(social sensitivity)とでもいうものが具わっていると思う。

『自分の仕事をつくる』より

いい仕事にしていくためには、内的感受性と社会的感受性が必要であると。まずは、自分のこころの声を聴き、感じ取ることが大切であると。これは本当に同意です。特に最近は自己との対話が必要だと思っていたので尚更です。まずは自分自身にアンテナを張って感じていこうと思いました。

あとは、他者に対してですね。自己との対話を深められると、他者が感じていることも感じられるようになってくると思います。他者というか社会の悩みみたいなことですかね。それを感じて表現できれば素晴らしい仕事ができると著者は言っています。

で、僕は上側の技術や知識については、教えることにあまり抵抗感をおぼえないようだった。教えやすくもある。しかし、考え方や価値観になるとブレーキがかかる。それは外から与えるべきものではないとかんじているようだ。あり方や存在に至っては、なにを言わんやである。

『かかわり方のまなび方』

これも響きましたね。上記の引用は、ある図を用いて説明しているので、気になったら本書を読んでみてください。

本書はかかわり方の本で、「ワークショップ」「ファシリテーション」がメインテーマになっております。正直わたしは、本書を読んでやはり「ジェネレーター」としてかかわることが大切だと改めて感じました。西村さんの書きぶりを眺めてそんなことを考えました。

上記の引用を簡単に説明すると、教えやすい順から「技術や知識」→「考え方や価値観」→「あり方・存在」になっていると。

学校教育では「技術や知識」を教えることに偏ってしまっていると思います。確かに「あり方・存在」は教えるものではありません。だからこそ、教師であるわたしがジェネレーターとして子どもと一緒に創造的に活動することが大切だと改めて感じることができました。素敵な本!

簡単にまとめてしまいましたが、ぜひぜひ読んでみてください。著者の実体験がもとになっているため、非常に読みやすいです。ぜひ!


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