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監禁救命士

映画の話の前に、私が体験した芸能界について、少しだけ話したいと思います🙇‍♀

松本人志さんの件は何が本当なのかはわかりませんが、お笑いだけでなく、芸能界全体が、圧力で女性を囲い込むのが当たり前な空気がありましたよ。
少なくとも私がいた4年前までは、俳優部もスタッフも女性軽視で扱いが酷かったです(笑)
正直、現場を離れた今だからこそ、当時を振り返ればヒドイ業界だったと気付けるのですが、当時は圧力や洗脳が凄くて、『芸能界はこういう業界だから仕方ない』と受け容れざるを得なかったです。
私はよく現場で怒鳴られたりしてました←現場をピリつかせたいプロデューサーや演出部に大声で怒鳴られるのはパフォーマンスとして存在してました。男性スタッフに言われたのは『あれはパフォーマンスだから、気にしてはいけない』ということでした。
わたしに非がない場合でも、反論してはならないという、暗黙のルールがありましたね~当時は😓

怒鳴られるパワハラだけでなく、性的搾取も当然のようにありました。
マネージャーに、個人的に呼び出されたことを相談しても『そういうもんだから、頑張って』で片付けられたことがあります。
オーディションで脱ぐように指示されて、そのまま性的暴行なんてことも実際に遭遇したこともあったので、どんどん感覚は麻痺していきますよね。

男性に力で勝てないのがわかっているので、指示に従っているほうが、殴られたりしないので、安全なんですよ…
ただ、『女優ならピル飲んでなきゃダメだよ』って言われたのは衝撃を受けましたね…
自分が性的搾取するために若手女優にピルを飲むよう強要する監督、干されて当然。
↑監督が役者に言う言葉じゃないって、誰でもわかりますよね?
こういう頭に蛆虫が湧いたような人間が、芸能界にはたくさんいました。

それに、誰かに相談しても、受け入れた私が悪いという風に言われるだけなのです。
痛いのイヤだし、暴行されるのが嫌だから、仕方なく性的暴行を受け入れるしか無かったのに、芸能界にいる人達は、そういうことは当たり前のこと、と取り合ってくれる人や、助けてくれる人はいませんでした。

現場の打ち上げで、酔った男性スタッフに殴られて頸椎捻挫したこともあったりしたので、強要を受け入れるのは自衛です。
意見を言って殴られるなんて、昭和を引き摺っているとしか思えない。
昔からの悪しき慣習がまかり通っているのが、私の経験した日本の芸能界でした。

過去に告発されて、芸能界に居られなくなった俳優さんや監督さんも居ますが、被害者の方は言えない方が大多数だと思います。
名前を出して告発するほうが、自分が傷付くんですよ。
私は様々な被害に遭いましたが、それを公表するほうが汚点だと感じてしまうので、名前を出して告発することは、現時点ではないです。

ヒドイ体質の日本の芸能界を体験してきた私が
AV業界に入って衝撃を受けたのは、ホワイトの一般企業のようにクリーンであること。
一般企業でもブラックな会社はありますが、AV業界はホワイト中のホワイト。
性に乱れた漆黒たるブラック芸能界を経験してきた私にとって、綺麗過ぎるAV業界に戸惑いました。
連絡先の交換もトラブルのもとになるから🙅
とてもクリーンでホワイト✨
綺麗過ぎて眩しいくらいです(笑)

AVの撮影は、自分がシンデレラになれて、芸能界で下がりまくった自己肯定感を上げてくれる素晴らしい時間です。

芸能界が夢のある場所だったら、ずっと続けていたと思います。

でも、AV業界でデビューできて本当に良かった✨
私の下がりまくった自己肯定感を上げてくれる、監督さん、メイクさん、男優さん、AV現場の皆さまに、いつも感謝です🙏


松本さんの件は時間がかかりそうですが、
ぜひ、裁判で、ハッキリさせてほしいものですね。


先日観たのは『監禁救命士』🎥
↑とんでもないタイトルの作品ですが、ラストシーンのような復讐ができるのは、個人的にはとても羨ましい(笑)
復讐って、労力がいるので、大変ですから(笑)

あらすじ


友人たちとトレッキングを楽しむシンディは、山道で捻挫をしてしまい、救急車を呼ぶ。そこに現れたのは、救命救急士のふりをして患者を誘拐し、臓器を売りさばく殺人兄弟・コリーとジェフリーだった。“商品”として兄弟の隠れ家に連れ去られたシンディは抵抗を試みるも、残忍な兄・コリーの暴力と性的虐待に太刀打ちができず、なぜか殺されることもなく監禁される。実は彼女は、兄弟たちにとって大切な“ある人物”に瓜二つだったのだ。コリーとジェフリーの揺れる想い。繰り返される暴力とほとばしる血しぶき。シンディは無事に脱出することができるのか?

ネタバレ


あらすじだけ読んでも結構グログロになるのはわかるかと思いますが、好きじゃない方は観ないほうがよいかも😅

私は、こういう作品が人間の本質を現していると思うので、得意じゃないけど観ちゃいます(笑)

兄弟が病状に対しての処置方法でシミュレーションをしている。
そこにナイフ創の患者が。

兄弟は現地へ行き、女性をピックし、麻酔で眠らせる…
女性が次に目を覚ました時には、思いっきり開腹されていて、真っ赤な世界が広がっている😱
生きながらにして解体され、臓器の売買のやり取り…

なくはないよな…と思いながら観てました🏥

兄のコリーは怒りっぽく、弟ジェフリーは謝ってばかりいた。

患者を誘拐しては解体。その繰り返しの日々。

そこに、トレッキングで捻挫したシンディが現れる。
彼女は殺されることなく、足を折られて監禁される。兄のコリーに犯され続ける反面、弟のジェフリーは彼女を心配し続ける。

強気なシンディ、弟を味方につけながら、兄に立ち向かっていく。

弟から、姉ホープの話を聞き出すことに成功し、なぜ、二人が臓器売買をしているかを知ることになる。

姉のホープにそっくりなシンディは、いつまでも生かされていた。

音楽に乗って拘束され、吊るされるシンディ。
そこへ誘拐された患者。
意識のあるまま解体される男性。
二人を止めることもできず、泣き叫ぶシンディ。

二人で逃げようとジェフリーに提案するシンディ。
その計画に気付いたコリーが、ジェフリーが買い物に行っている間に、真実を話し出す。
ホープを毒殺したのは自分だと。
弟を奪われることが耐えられないコリーは、シンディを薬で眠らせ、口を開けられないように縫い付ける。同じように、弟とセックスできないように、陰部を縫い付けてしまう。

帰ってきたジェフリーは激怒。力任せにコリーを倒し、シンディの唇の糸を切ってあげる。

助けてくれたジェフリーをボンベで殴り、シンディは逃げ出す。

意識が戻った兄弟、1年後もまだ臓器売買をしていて、患者のもとへ向かう。

そこにはシンディとシンディの友人二人。
そして、兄弟に殺された人の遺族たち。

ジェフリーを吊るしながら、コリーの解体が始まる…
モザイクかかってないから、『よく内蔵しっかり作ってるな😳』って驚いちゃった(笑)

グログロの内蔵が苦手な人は絶対観ないで!(笑)

でもね、復讐劇という意味ではとても興味深い作品でしたよ🎥

私も、復讐できる労力があったらなぁ~(笑)

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