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わざと嫉妬をさせてくる彼氏。彼女には言えない心理的要因があった

モラハラナルシストがわざと嫉妬を誘発することは一般的です。相手を精神的に苦しめ、コントロールするためにさまざまな手段を使います。

例えば、異性との関係をわざと際立たせたり、意図的に挑発的な行動をとったりすることがあります。これによって相手が嫉妬や不安を感じ、感情が不安定になることで、加害者が主導権を握りやすい状態を生み出します。

以下は架空の物語で、モラハラ的な行動が嫉妬を引き起こす例です:
彼と彼女は親しい友人たちと一緒にパーティーに参加しました。彼は初めての人たちとも社交的に振る舞っていましたが、その中でも特に一人の女性との会話に積極的でした。

彼はその女性に冗談を言ったり、親しげに笑顔を見せたりしていました。彼女は最初はそれを気にせずに楽しんでいましたが、次第に彼の振る舞いが違和感を覚えさせるものであることに気付きました。

その後、彼はパーティーの途中で彼女に対して「あの女性、面白いね。君も彼女みたいにもっとリラックスして楽しめばいいのに」と言いました。彼女は不快な思いを抱えつつも、「私は楽しんでるよ」と微笑みました。しかし、彼の言葉により彼女は自分の振る舞いに疑問を抱き、自信を無くしてしまいます。』

この例で彼女の心境はどうなるか・・
彼が「君も彼女みたいにもっとリラックスして楽しめばいいのに」と発言することで、彼女に対して不足しているかのような印象を与え、自分の行動や性格に対する疑念を抱かせています。このような行動は、被害者に対して自信を奪い、加害者に依存させることを意図したモラハラの手法と考えられます。被害者が自分を変えなければならないと感じさせ、加害者のコントロールを容易にしようとする典型的なパターンです。

※簡潔な例えであり、これらの心理的な要因は、個々のケースによって異なります。

通常、パートナーに心配をかけないように、異性との関わりを示さないようにするのが一般的です。しかし、私は過去にお付き合いした男性のうち、2人がモラハラ気質で、どちらも女性の存在をちらつかせるような行動を取ったことがありました。モラハラ気質の人々は、驚くほど行動パターンが同じです。被害者同士で同様の経験をした!という人も多いはずです。

では、なぜ行動パターンが似るのか・・・

それは、モラハラ加害者に共通して「相手を支配下に置きたい」という欲求に基づいているからです。

↓important↓
自尊心が低く不安定な加害者は、相手を傷つけることで自分の価値感を補完しようとします。不安や恐怖を相手に転嫁し、これをコントロールすることで自分の不安を和らげようとします。依存心を克服しようとし、相手を完全に支配すれば自分の依存心を解消できると考えることがあるからです。

これらの心理的な要因から、上記の物語の例では、彼らは自分の安心を得るためにわざと嫉妬させ、相手が苦しむことを許容したのです。これは非常に心が弱い人たちの行動なのだと思います。


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