【アニメレビュー】無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第二クール初動感想:ルーデウスの真の人生はここから始まる!
初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもお世話になっております。
朝霧くもりです。
さて、2024年春アニメもついに始まりましたね。
今回はなろう回の最終兵器こと「無職転生Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~」の後半クールを取り上げます!
一期・二期前半クールは議論の余地がない覇権アニメでした。
以上から第二期後半クールも神アニメというのは確定しているので、どちらかというとレビューではなく純粋な感想記事になります。
それでは行ってみましょー!
※無職転生を知らない人でも見れるように配慮しています。是非お読みください。
無職転生とは
小説投稿サイト「小説家になろう」に投稿されているファンタジー小説の総称「なろう系」の先駆けといえる小説です。
原作は既に完結しており、ライトノベル化・漫画化・アニメ化されています。
ちなみに、原作のなろう版だけでもめっちゃ面白いです。筆者は1週間ぶっ続けで読んだ経験があります。
アニメ化された、第一期(2021年)や第二期前半クール(2023年夏)に触れると……
作画◎、演出◎、ストーリー○~◎という出来でした。
どのクールも覇権アニメです。
この無職転生という作品は、転生者ルーデウスの一生を描いています。
原作では261話もありますが、第一期では63話まで放送しており、第二期では132話に到達する予定です。
そして、この作品の特に面白い所は全体の40%、50%、70%、90%付近になります。
つまり、このアニメはここからが真骨頂ということです。
特に、最初の見所であるベガリット大陸編は、第二期後半クールで放映される見込みです。
間違いなく今期も覇権アニメになるでしょう。
そう言った意味で、既にD(切る)、C(保留)、B(視聴継続)、A(面白い)、S(覇権)のうちSランクになることが確定しています。
総評が決まり切っているので、レビューはもはや要らないんですよね……
第三話までの感想
ということで、未視聴の方への視聴促進の意味を込めて、第二期後半クールの個人的な感想をつらつらと述べていきます。
ネタバレはなるべく避けつつ感想を述べるので、初見さんも安心してご覧ください。
第一話:ハッピーエンドで終わった第二期前半クールと学生期の終わりを繋ぐ完璧な導入!
あらすじ:
第二期前半クールで問題が解決した主人公ルーデウス。
新居を求めるルーデウスは、事故物件と言われている古い館を安価で購入する。
偵察を兼ねて友人のザノバ、クリフと館を探索していたルーデウスは、人が死ぬ原因が魔法で動く自動人形であることを知る。
自動人形を持って館を後にする三人だったが、真摯なお願いによってルーデウスは自動人形をザノバに手渡すのであった。
感想:
主人公であるルーデウスとその友人2人の関係性が凄く良かったです。
全員に大切な人がいるものの、ルーデウスのために館の捜索に付き合ってくれる二人。
窓から街を眺めて大切な人の事を案ずるシーンが、「色々あったけどここまで来たなぁ……」という感情を視聴者に抱かせます。簡単に言えばエモいってことです。
そして、ルーデウスの友人であり、彫刻の弟子であるザノバが自動人形を任せてほしいと熱弁するシーンもアツかったです。
基本的にザノバはルーデウスの後ろを付いてくるだけで、自分だけで何かをしたいと強く主張することはありませんでした。
それはザノバの身体的な原因にあるのですが……
その原因は第一期の後半クールや第二期前半クールでしっかりと描かれていました。
そのため、そんな過去がありつつも自分に任せてほしいとお願いするザノバと、友人関係を十分に築いてきた二人がザノバに一任するシーンは感動的でした。
もう一つ感動的なシーンがあるのですが、めっちゃネタバレになっちゃうので割愛します。
正直そっちより友人との関係の方が良く描写出来ていたと思います。
第二話:笑いとちょっぴり涙混じる、学生編の集大成!
あらすじ:
問題に決着がついたルーデウスは、お世話になった関係者を誘ってパーティーを開催する。
何事も無く終わるかに見えたパーティーだったが、関係者の中でひと悶着があり……?!
実は、関係者の中に親族がいたのだ。
複雑な過去から出会うことが無かった二人は、感動の涙を流すのであった。
感想:
ネタバレが多分に含まれるので、ぼかして言うしかないんですが……
同じ学園内にいた二人ですが、正式に親族であることが明かされました。
辛い過去をお互いに持っている二人の再開は、正直アニメから入った初見勢は喰らったと思います。
この話がサブストーリーですらないのが、無職転生のエグい所ですね。
本筋と関係ない所で様々な物語が生まれます。何故なら、この物語は一人の人生とその周囲の人々の様子を描き切っているからです。
いわば他人の人生を神視点で覗いている感じですね。その上でストーリーが特濃なのですから、面白さは折り紙つきです。
第三話:殻に閉じこもっていた人物が周囲と打ち解けていく様子を描く感動話!
あらすじ:
主人公と同じく異世界に飛ばされてきた転位者「ナナホシ」は、地球に変えるべく独りで魔法の研究に打ち込んでいた。
しかし、作成に一か月掛けた魔方陣は1秒で失敗してしまい、精神崩壊してしまう。
同じような境遇の主人公ルーデウスは、そんなナナホシを救うべく仲間を集めて解決策を考える。
みんなが頭を抱える中、ルーデウスの友人クリフは第一話で鹵獲した自動人形の魔方陣から、多重構造を思い付く。
目の輝きが戻ったナナホシは仲間と協力しながら魔方陣を作り上げ、地球に帰る手がかりをつかむのだった。
感想:
いやー、神回でした。
小説だと他とストーリーと同じような印象しか無かったのですが、アニメ化されて化けましたね。
転生者ならではの「異世界の人と離れ合いません!」、「帰ることしか考えていません!」という態度をずっと見せられていた中で、今回課題解決を通じて心を開いていく様子が描かれていました。
なかなか見せなかったナナホシの笑顔がたっぷりと描かれていたのも良かったですね。
途中の発狂演出や特殊EDなどもあり、大変素晴らしいエピソードでした。
〆の挨拶
ここまでお読みいただきありがとうございました!
若干主人公の性癖にドン引きするシーンがあるので、そこだけ万人向けじゃないんですが…….。
どのエピソードも外れ無しで面白いので、無職転生はなろう系が嫌いな人にもオススメできる作品です!
まだ見てない方は、まず第一期を見るのが良いと思います。
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また次回の記事でお会いしましょう!
サラダバー!
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