記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【考察】漫画『呪術廻戦』260話のラストシーンについて【ネタバレ注意】

※注意※

本記事には呪術廻戦最新話(260話)のネタバレが含まれています。
ネタバレが嫌いな方は、今すぐブラウザバックしてください。




初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもお世話になっております。
朝霧くもりと申します。

最近呪術廻戦にドハマりしていまして、原作を3日かけて最新話まで追いつきました。

そしてタイミングの良いことに、なんと260話の最後で五条悟復活を示唆する一コマが現れました。

引用元:週刊少年ジャンプ2024年25号

しかし、ヒントとなるのはこのコマだけであり、これが本物の五条悟なのか、はたまた別人なのか、解釈可能性が非常に高い状態です。


そこで、本記事ではこの人物の正体を考察します。

この記事がどなたかのお役に立てれば幸いです。

それでは行ってみましょー!


考察要素の整理

まずは、この場面から考察できる素材を探していきましょう。

引用元:週刊少年ジャンプ2024年25号
  • 「手ずから葬った 最強の亡霊を」という吹き出しの内容

  • 「その"眼"は紛うことなく。」というテロップの内容

  • ショートの白髪と左目だけが描写された顔

これくらいですかね。


「手ずから葬った」とあるように、宿儺自らが殺した相手と言うのは間違いありません。また、その人物は既に亡くなっているはずです。

その他にも「最強」という言葉や「その"眼"」という言い回しから、この人物が『六眼』であることはほぼ確実と言っても良いでしょう。


そして、この人物が五条悟以外の『六眼』である可能性はほぼ存在しません
理由は三つあります。

  1. 作中で五条悟以外の『六眼』を持つ人物の描写が存在しないから

  2. 過去の『六眼』持ちはとうの昔に死んでおり、どのような方法でも復活出来ないと考えられるから

  3. 宿儺が葬った『六眼』持ちとして明確に書かれているのが五条悟だけだから


1については明確ですね。これまでに登場していない人物がこんな大事な場面で出てくるわけがありません。
必然的にこの姿は「五条悟」という事になります。

2も当然です。『六眼』を持つ存在は重複しませんし、作中でも稀に持つことが分かっています。
このように考えると、五条悟以外の『六眼』持ちは遠い昔に生きていたはずなので、今復活できるとは到底思えません。出来るなら宿儺や羂索がその方法を使っていてもいいはずです。

3も当然で、宿儺は長い間封印されていました。その間に他の『六眼』持ちを葬る機会があったとは思えません。
漫画の流れも考えれば、葬った相手として最も適切なのは「五条悟」で間違いないでしょう。


ではこれは「五条悟」なのか?

五条悟が復活したわけではない

肉体は「五条悟」らしいことが分かりましたが、では精神はどうでしょうか?

簡潔に言うと、完全に「五条悟」が復活した可能性は低いです。理由は2つあります。

  1. 「亡霊」という言葉のニュアンス

  2.  反転術式による復活の困難さ


まず1について説明します。
普通に復活したのなら「最強の人間」や「最強の姿」と説明すれば問題ありません。この点で、わざわざ「亡霊」を使う意味があるという事です。

「亡霊」には死者の魂・亡魂・幽霊という意味があります。
つまり、完全な生者とは区別して使う言葉であるということです。

これらと肉体は五条悟であるという考察をふまえると、精神は五条悟でない可能性があります


2も作中内で言われている事です。反転術式とは肉体の損傷を復活させるのが限界で、死者を蘇生させるほどの力はありません。

宿儺なら他者の蘇生も可能でしょうが、それ以外にそれと同等の力を持ちそうな人物が存在するようには見えません(※「見える」と書いたのはいる可能性があるからです。後述します)。

つまり、五条悟の肉体と精神を丸ごと蘇生するのは非常に困難であると分かります。


「五条悟」の肉体に入っている精神は誰?

では、誰の精神が入っているのでしょうか?


候補①:羂索

羂索は乙骨との戦闘で敗北しましたが、脳自体に損傷がないことは確認されています。
また、「私の意思は受け継がれる」という意味深な言葉も残しています。もしかしたらスペアが存在し、五条悟の死体に入り込んだのかもしれません。

しかし、この可能性は無いでしょう。
理由は二つあります。

  1.  五条悟の死体は高専側が回収したと思われるから

  2.  宿儺の前に立ちはだかる理由がないから

よって、羂索の乗っ取り説はほぼ考えられません。


候補②:乙骨

乙骨憂太は他人の能力をコピーできます。そして、コピーにはリカが術式を食す必要があるらしいです。

つまり、五条悟の死体をリカが食べることで、乙骨が五条悟の能力をコピーした可能性があります。

しかし、この場面は肉体が五条悟にならないでしょう。「無下限呪術」を使えるだけではダメで、『六眼』も保持している必要があります。


候補③:五条悟

この場合は「反転術式」で五条悟が蘇生した可能性が考えられます。
いやいや、さっきないって言ってたじゃんと思う方もいると思います。

しかし、二人ほど五条悟を蘇生できるような反転術式を使えそうな人物が存在します。

  1. 五条悟

  2. 天使様

1は五条悟自身が死ぬ前に自分に術式を掛けていた可能性で、2は天使様の未知の力で五条悟を復活させた可能性です。

そんなことできるの?って感じもしますが、基本的に『術式』は大切なものを対価として支払うことで飛躍的に効果を増幅させることが出来ます。

つまり、「自分の死の代わりに誰かを蘇生させる」だったり、「右目を失う代わりに一時的に蘇生する」といった条件付きの蘇生であれば、五条悟の一時的な復活が成立する可能性があるという事です。

無くはないですが、完全な蘇生は「亡霊」といった言葉とこれでは反してしまいます。あるとしても「タイムリミットのある蘇生」だと考えて良いでしょう。


候補④:五条悟ではあるが、真っ当な精神ではない

個人的に一番可能性が高いと思っているのはコレです。

どういうことかというと、オガミ婆の術式「降霊術」を乙骨がコピーして使った可能性です。

この場合、肉体も精神も復活しますが、あくまでこれは「降霊術」。現世で生き続けることはできません。

そう言った意味では「亡霊」という言葉は正しいでしょう。


しかも、オガミ婆が伏黒甚爾を降臨させた時、甚爾は強者に向かって攻撃するマシンと化していました。

肉体と魂を一時的に降ろすことはできるが、魂自体は精神崩壊を起こしている。宿儺には勝てるかもしれないが、その後目的を果たして消滅する。

このような背景で登場した場合は、この一コマと矛盾しないと思います。


考察まとめ

  • 肉体は「五条悟」の可能性が極めて高い

  • 五条悟が完全に復活したわけではない

  • オガミ婆の「降霊術」を乙骨が使った可能性が本命

  • 生前の五条悟や天使様が特殊な「反転術式」を使った可能性もある


〆の挨拶

ここまでお読みいただきありがとうございました!
完全復活ではなさそうですが、五条悟vs宿儺の二回戦が見れるのはとても楽しみですね!

参考になった方はいいね、フォロー頂けると励みになります!
また、X(
@asakumo_hikari)のフォローも是非よろしくお願いします。

それでは次の記事でまたお会いしましょう!
サラダバー!!!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?