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2月20日の日記

今日は月一で通ってる精神科への最後の通院日になった。

元々いま診てもらってる病院が遠くて大変だったのもあって
(タクシーで片道3000円くらいかかる)
しばらく病院を変えるか踏ん切りがつかず悩んでたが、とうとう決め手になる出来事が起きた。

自分を担当していた主治医が病院からいなくなるということだった。
 

11時からの予約だったが呼ばれるまで1時間くらい待った。

診察室に呼ばれてからいつもと同じ会話をする 

「今日はあたたかいですね」等から始まる会話だったと思う。
 最後なので、前に聞こうと思ってて聞きそびれたことを聞いた

「先生はどちらから、ここへ(宮城の病院)きてらしたんですか」と

先生は「関西の方から…」とだけ答えた。
それ以上は聞くのも変に思われかねないので控えた。
自分は「ああ、そんな遠くから…」と言うだけで気の利いた反応ができなかった。
 
ここに書くと長文になるので書けないが、その先生には「今の夫との結婚」のことや
「精神薬を飲んだことによる胎児への影響」についての相談を聞いてもらった時がある。
 
先生は質問に対する返事が早かった。
子供をもつ勇気がなくていつまでも前に進めないのは患者である私であるのが何となく申し訳なかった。

さぞ私は、何を考えてるか、これから何をどうしたいかよくわからない患者だったと思う。 

そんなことを考えつつ、先生は最後に
「規則正しい生活ができるようになるといいね、体に気をつけてね」と良い言葉をかけてくれた。

私も「はい、お世話になりました。先生もお元気で…」みたいなことを一丁前に言って最後の診察が終わったと思う。
  
そういえば関西出身という人とリアルで関わりを持ったのはこの先生が初だった。
  
コミュニケーションは私に難があるせいでうまくいかなかったが、とても良い精神科医だった。

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