見出し画像

ときどき日記(589)宗教2世への虐待 ひとごとじゃない

自分は宗教2世まではいかないが、1.5世ではあったろう。
宗教上の虐待ひとごとじゃない。
新聞に虐待の記事が出ていた。(2024/4/26読売新聞夕刊4版11面)

「言葉や映像、資料で恐怖をあおり、脅すなどして、自由な意思決定を阻害」
⇒今生の行いの因果が永遠について回るとすり込まれ、永遠にそうなりたいのかと恐怖をあおられ、教祖の命令に従わされた。

「他者の前で宗教を信仰している旨の宣言を強制」
⇒他者を勧誘するに当たり、当然その宗教がどのようなものかを開示しなければ無理なわけで、勧誘する人数が少なければ、家族ごとひどい目に遭わされる。教祖からレッテルを貼られれば、他の信者からは低い者としての扱いを受ける。私は、結局誰も勧誘することができず、その宗教内で家族ごと低い者として扱われた。低い者は奴隷的扱いを受ける。

「脅迫や拒否的な態度を示すなどし、宗教の布教活動などを強制」
⇒誰も勧誘できなければ、その宗教内でいつまでもつらい目に遭わされる。

「奉仕活動や宣教活動への参加などにより、養育を著しく怠る」
⇒会員の中には、義務教育をやめさせた親がいた。あるいは、高校へ進学させないなど。

「信仰活動などを通じた金銭の使い込みにより、食事などを提供しない」

〈児相が宗教に起因する虐待かどうか判断に迷うケース〉

「悪いことをすれば罰を与えるのは当然と危害を加える」
⇒教義に反したと教祖に断定されてしまえば、体罰を受けることになるが、体罰を与える者は絶対命令に基づいて行うため、その内容に手加減がなくなるばかりでなく、むしろ過激化しやすかった。

「高熱を出した時に絶食させて直そうとする」
⇒医者にかかることがよしとされておらず、教祖が指示する民間療法に従わされる傾向にあった。

「信条に基づき、学校給食などを拒否」

(以下、2024/4/27読売新聞朝刊13版27面社会)

「集会に連れていかれ、居眠りをしたり、話を聞かなかったりするとムチでたたかれた」
⇒たった一人の居眠りで、全員が連帯責任を取らされ、布施的なお金の供出を命じられることになるため、あるいは、その日の教授が打ち切りになることもあったため、カフェインドリンクやカフェイン錠を常用していた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?