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2023/10/11 ホルター心電図検査では不整脈は検出されませんでしたが医師は「不整脈の可能性を捨てきれない。」と言いました。

これは問題ないと言われた原因不明の動悸が不整脈と診断されるまでの経過を書いていく記録です。

2回目の24時間ホルター心電図検査をしました

アップルウォッチの心電図を通常の方法でとると見辛い心電図になってしまう為、私は左胸部にあてるという認証されていない方法(数人の医師がHPで紹介していました)で心電図をとっていました。その結果不整脈のように見える心電図をとることが出来ました。しかし、認証された方法ではなかった為不整脈のように見えるが確証が得られないと言われ、10月4日〜10月5日に24時間ホルター心電図検査を行いました。解析に1週間かかるので10月11日に結果を聞きにいく事になりました。

10月11日

F総合病院のアップルウォッチ外来に検査結果を聞きにいく日でしたが朝から動悸が始まりました。心拍数はそこまで高くなっていませんが激しい鼓動を感じました。まず、アップルウォッチを手首から外して左胸部にあてて心電図をとりました。これは認証されていない方法です。症状が出ていない時とは違う波形がとれました。

10月11日8時10分 動悸の発作中にアップルウォッチを左胸部にあててとった心電図

その後でアップルウォッチを左手首につけて右人差し指をデジタルクラウンにあてて通常通りの方法で心電図をとりました。アップルウォッチ外来の医師から認証について色々言われたので両方とった方がわかりやすいかな、と思ったからです。

10月11日8時12分 動悸の発作中にアップルウォッチを左手首につけて通常の方法でとった心電図

認証された方法でとった心電図ではアップルウォッチは記録状態が良好でないと判定し平均心拍数も計測できませんでした。何が起こっているのかわかりません。

私は左胸部にあててとった心電図の方が見やすいと思いました。

毎回左胸部の同じ場所にあてて心電図をとっていて、発作時は通常とは異なる波形が現れる上に動悸が起きる時は毎回同じような形になるのだから、不整脈の可能性があると思っていいんじゃないか、例え認証されていない方法だから診断の確定に使えないとしても診断の参考くらいにはしてくれてもいいんじゃないかと思いました。

その後は動悸が落ち着いて動けるようになってから出発しました。出発前や準備をしている時に心拍数が上昇して動悸が始まる事が多いな、と気付きました。

不整脈は不検出でしたが

アップルウォッチ外来の診察室に呼ばれました。
「24時間ホルター心電図検査をしたけれど不整脈は検出出来ませんでした。」と医師は言いました。検査中に動悸を起こすために階段を上り下りしたり早足で歩いたりと頑張ったのですが、動悸が起きなかったのでやっぱりダメだったかとガッカリしました。不整脈も検出出来なかったし、また問題ないと言われて終わりになってしまうのかな?と悲しくなりました。

医師はモニター上に表示された24時間ホルター心電図の結果を見せながら「こなすさんは脈の上がり方が早いよね。」と言いました。それを言われたのは2回目でした。

そして「不整脈は出なかったけど、可能性を捨てきれないんだよねー。」と言いました。
「症状があるけど検査で不整脈が見つからない人に受けてもらう事がある検査があります。足の付け根と首からカテーテルを入れて直接心臓に刺激を与えて不整脈を起こす検査です。4日間入院が必要です。」

それは私が受けたかった電気生理学的検査の事でした。

あんなに受けたいと思っていた検査だったのに、いざ医師からその話が出ると自分のようなものが受けていいんだろうかと不安になりました。
「先生は沢山の患者さんを診てきたと思いますが病院の心電図や24時間ホルター心電図検査をして問題なかったのに、電気生理学的検査を受けたら不整脈が見つかったという患者さんはいましたか?」と聞きました。

医師は「結構いるよ。」と言いました。
「だって病院の心電図なんて数秒だし24時間ホルター心電図検査も24時間しかみれないんだから、その人の不整脈のタイミングと合わなければ不整脈は検出出来ないんだよ。」
今までの医師は検査で問題なかったから問題ないの一点張りだったので、そんな事を言われたのは初めてでした。

私は4日間入院する事で子供や仕事は大丈夫か?と心配な部分がありましたが検査を受ける事を決めました。動悸が起きないようにしてほしかったからです。
医師は「じゃあ12月13日入院で14日検査ね。」と予約を入れてくれました。

「あと何かある?」と聞かれたので「薬が欲しいです。」と言いました。
医師は「いいよ。じゃあ今の状態で飲めるものでデメリットが少ない薬を出すね。これで落ち着いちゃう場合もあるよ。薬で落ち着いちゃえば無理に検査しなくてもいいよ。」と言ってくれました。Eクリニックでは夜の心拍数が低いから薬は出せないと言われたのに不整脈の専門医ってすごいと思いました。

それは不整脈の症状だよ

そして一番気になっていた事を聞きました。他の医師に言っても問題ないと言われましたが私が一番おかしいと思っていた事でした。
「暑い時に症状が出やすいんですが運動していないのに、座っているだけで心拍数が120拍/分に上がったり、立っているだけで130拍/分になって動悸が激しくなります。その後は少し歩いただけで心拍数が150拍/分まで上がって苦しくなる事があります。これは普通のことですか?」

医師は「それはね、不整脈の症状だよ!検査してこなすさんの辛い症状の原因を調べてみようね。」と言ってくれました。
私は初めて自分がおかしいと思った事をおかしいと言ってくれる医師に出会えました。ようやく信用できると思いました。


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