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2023/9/29 不整脈の可能性があります

これは問題ないと言われた原因不明の動悸が不整脈と診断されるまでの経過を書いていく記録です。

アップルウォッチ外来からの返答

前日の夜遅くにアップルウォッチ外来にメールを送ったので返事が来るのは翌週か翌々週かなとのんびり構えていました。しかし、返事が届いたのは翌朝の9時30分でした。そのメールには普段の脈が速くない時の心電図と比較したほうが判読しやすいので両方送ってほしいと書いてありました。大きな病院なのに展開が早いな、と思いながら両方送りました。

12時28分に2回目のメールが届きました。そこにはアップルウォッチの心電図を見ました。頻脈性不整脈の可能性があります。受診して精密検査をした方がいいと思います。当院ではアップルウォッチ外来を予約制で行なっているので都合の良い日時で予約してください。と言う内容が丁寧な言い回しで書いてありました。

今まで何人もの医師から不整脈の可能性は無いと否定されてきました。しかし、私は自分の症状やアップルウォッチのデータをみて考えれば考えるほど不整脈の可能性を捨てる事が出来ませんでした。F総合病院のアップルウォッチ外来からのメールは私の考えは間違っていないのかもしれない、ここから何かが変わるんじゃないかと希望を感じさせてくれるものでした。早速アップルウォッチ外来の予約をとりました。

仕事中の発作

午後は仕事でした。私の出勤時の状況(ゆっくり歩いても心拍数が上がって息切れするので早めに出勤して休んでから仕事をするようにしていた事)を見かねた同僚が出勤途中に私の家によって車に乗せてくれました。職場まで歩いていないので問題なく仕事を出来るはずでした。

その日は受診された患者さんの数が多く検査も多く忙しい日でした。次から次へとやるべき事を終わらせていましたが、一息ついた時に「何となく気持ち悪い」という感じの軽い吐き気が続いている事に気付きました。心拍数は100拍/分前後だったので「その内良くなるだろう」と気にせず仕事を続けました。

16時56分 急に吐き気が強くなったので嫌な予感がしました。アップルウォッチで心拍数を確認すると123拍/分、その次に140拍/分、154拍/分と急上昇したので発作が始まると思い、上司に報告して休憩室に向かいました。その途中で動悸が始まりました。今まで息苦しくなったり手足の力が抜けたり手が冷たくなったり手足が震えたりという症状を伴う事はありましたが吐き気は初めてでした。

9月29日1日の心拍数の経過と発作時の心拍数の経過

休憩室の椅子に座った後は足の力が抜けました。心臓はドドドドと工事現場のドリルみたいに振動していて大きな鼓動を感じました。息苦しくて動けなかったので吐いたらどうしようと心配になりました。

その間にアップルウォッチでとった心電図が下の2つです。職場なので服をまくって左胸部にアップルウォッチをあてることは難しかったので通常通りの方法(左手首に装着したアップルウォッチのデジタルクラウンに右人差し指をあてる)でとりました。

9月29日16時58分(発作中に通常通りの方法でとった心電図)
9月29日17時00分(発作中に通常通りの方法でとった心電図)

脈が速くなると検知し辛くなるようで記録状態が良好でないという判定になり平均拍も出ませんでした。波形も小さく何が起きているのかわかりませんでした。

17時30分くらいには動悸もおさまり動く事が出来るようになりました。ただ、吐き気が消えませんでした。

その後は職場の人が家まで車で送ってくれました。動くと気持ち悪くなるのでじっと休んでいました。吐き気は2、3時間後に消えました。
早く原因が見つかってほしい、このままの状態がずっと続くなんて耐えられないと思いました。

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