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答えを出すのはまだ早い

クリスチャンになって、もうすぐ20年になる。
30歳の時、洗礼を受けた。
家族にクリスチャンは一人も居らず、キリスト教とは関係ないところで生きていた。
大学は仏教系の学校だったし、先祖の墓はお寺にある。
そんな私が、キリスト教の神様を信じているのだから、不思議だ。

最近は、神様を疑うようなことはなくなってきた。
私に、酷いことが起こっても、それはそれで落ち込んだり、傷ついたりするけれど、全体が分からないので、すぐにどうこう言えないなぁと思うのだ。

例えるなら、良い上司は、みんなが働きやすくなるように、秘密裏に何かを進めていたりする。
下の人たちは、何も知らされてないので、よく分からない。
ただ、今が酷い状況だ、という事実だけは分かる。
でも時が来て、その酷い状況が改善されて、上司が陰で動いてくれてたことが理解できると、初めて全体が見える。
神様がされてることは、そんな感じなんだと思う。

私は神様を、良い上司のように信頼している。
絶対悪いようにはしないことを。
酷い状況に落ち込んでいる時も、心のどこかで、これは一時的なことだとも思う。

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