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地下室のゴミは宝に

よく、人のマイナスばかり見る人がいる。
残念なところに、よく気がつくなぁと思う。

「あの人素敵だよね」
「でも、こうだよ」
だからどうなのだ。
あの人が素敵なのは、変わらない。

人の良いところを見つけるのが、得意な人もいる。
そういう人の傍にいると、安心する。

神様と出会う前の私は、いつも自分にバツをつけていた。
もっともっと頑張らなくてはダメだと思っていた。
だけど、何を頑張ればよいのか、よく分からなかった。
自分がダメなのは分かっていたけど。

神様は、私の中の、どこから手をつけていいのか分からないような問題に介入してきた。
私の中に、確かにあるのに、閉め切ったままの地下室。
自分の弱さと向き合うのが、怖かったのかもしれない。
その部屋自体を、ずっと無視していた。
視界に入ってくるのも嫌だったけど、神様は一緒に階段を下りてくれた。
真っ暗な地下室を、神様の灯りが優しく照らして、私は自分自身と向き合うことができた。
ゴミだと思っていたものを、神様は再利用する提案をしてくれた。
まだ使い道はあったのだ。
私は嬉しくて、泣いた。

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