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じいちゃんの『ゆずみそ』

じいちゃんは、私の母方の祖父。

じいちゃんちの庭には一本の柚子の木がある。

柚子の香りはとても幸せな気分になる。
とても爽やかでリラックスできるから好き。


冬至に入るゆず湯は、贅沢に5〜6個入れて浸かっていた。
柚子を鼻につけ、くんくんくん。
とっても良い香りですごく癒される。


ゆず湯の柚子は、子どものころから当たり前のように毎年もらっていた。
だからスーパーで1個100円ちょっとで売られているなんてことは、結婚後遠くへ引っ越し
簡単に柚子が貰えなくなってしまってから知ることになる。(6個も入れてたなんて本当贅沢!)

私は、じいちゃんが作ってくれる『ゆずみそ』もこどもの時から大好きだ。


じいちゃんは台所に立つことは滅多にない。
でもこの『ゆずみそ』は
柚子が実ると毎年作ってくれた。

炊き立てのごはんと一緒に食べると最高!!


どうやってこんなに美味しいものが出来上がるのか知りたくて、作り方を聞いてみた。

じいちゃんから聞いた、そのまま↓です。
全てじいちゃんの目分量。
きちんとしたレシピではありませんのでご了承くださいね。

黄色く熟した柚子を使います。


材料 & 作り方


ゆずの皮(少し)→きざむ
味噌
いりこ(煮干し)→いったものをみじん切り
サラダ油(2〜3滴)
みりん(少々)
ゆずの果汁→くり抜いた中身をしぼる
七味(少しだけ)


分量は基本お好みで。

絵を描いてみたけど、伝わりますか(*゚▽゚)?


ゆずの上を切り、中身をくり抜く。

材料全て混ぜあわせ、ゆずの中に入れる。
(沸騰して溢れるから、入れるのは八分目まで)

ふたはあけて、ゆずの器を火にかける。
(ゆずの底は焦げますがそれでok)

グツグツして、少し水分が飛んだら完成!



ゆずの香りたっぷりの味噌。
自分でも何度か味見しながら作ってみたけど、
じいちゃんのとは少し味が違う。
まぁまぁ似せることはできるけど
なんか違うんだよなー。
いりこ多めの方が美味しくできるのかな。

調理した柚子本体を保存容器にして冷蔵庫へしまっておけます。
蓋付きですからね。見た目も可愛い♡
(お早めにお召し上がりください)


『ゆずみそ』のおかげで柚子が好きになった。
ハンドクリームも柚子の香りのものを使っているほど。
なんならもう柚子の木が欲しいぐらい。笑

最近作ってないけど、じいちゃんの味を忘れないうちにまた作ろう。
(じいちゃん、まだ元気です。柚子の時期に帰省できないので)










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