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もっと「妥協」しよう!


同じではないものとのやりとり


私たちは、日々大変忙しく、まわりと”やりとり”をしています。
無理ありません。
「同じ」ものはないのですから。
「同じ」だと言って済むのは、
表面だけ繕う世界のことかもしれません。

そしてこんなふうに”やりとり”をしています。(時には戦争や搾取も)

主張したり、対話したり、発信したり、受け入れたり、
我慢したり、押し付けたり、拒絶したり、無視したり、
傍観したり、見守ったり、攻撃したり、服従したり、
抵抗したり、・・・・・・・・・・

それぞれをもっと細かく表現すれば
無数の方法があります。
最近では”コミュ障”という言葉まで”流行って”いますしね。


さてここでなぜ
やりとり”という言葉を使ったかというと

やりとり”の意味が
『相手に送ったり、相手から受け取ったりすること。とりかわすこと。』
だからです。

つまり、日々人と接する感覚は
お互いのエネルギー交換や親和性よりも
よりビジネス感覚に近いかなと感じているからです。
必ずしも悪い意味ではないですが、
それで本当にこれからの時代に通用するとは
思えなくなってきたのです。


その中でわたしが注目するキーワードは

「妥協」


とても大きな役割を果たす気がしていますので、
掘り下げてみたいと思います。


「妥協」とは?

まずは国語辞典から意味・解釈を調べました。

妥協(だきょう、英語 compromise)とは、何かの物事を進めるにあたって、関係する双方の意見が食い違い、そのままではそれ以上の進展が望めそうもないときに、いずれか一方が自身の意見を取り下げたり、あるいは双方が互いに相手の意見を一部容認して、歩み寄りして、問題の打開を図ること。本当は不本意なことではあるが、窮地を打開するために、自分の主義主張を取り下げ、相手に一歩譲ること。なお、お互いに妥協して物事の決着を図ることを妥結(だけつ)という。

派生
本来は複数の人間の間の意見、見解の衝突についていうものであるが、自分の理想、願望といったような抽象的な観念と自分自身の現実との間の妥協といったものも、「妥協」して語られることがある。たとえば、就職先、結婚相手などについては、「妥協」という表現で語られることがある。                        

wikipedia

主張・利害が対立している場合,当事者の一方または双方が,その主張・利益の一部を断念,譲歩して合意の形成を図ること。政治技術の一形態。強制や奨励と異なり,妥協は,みずからの要求水準を下げることによって相手方の同意を調達する方法であり,制裁,報酬の手段をもたない場合にも可能な政治技術である。この点では説得と似ているが,他面,妥協は説得と異なり,利益の違いを否定したり解消したりしないで,あくまで相互の要求の正当性を認めたうえで合意形成を図るところに特徴がある。

世界大百科事典 第2版より

〘名〙 相反する利害関係にある二者が互いの意を理解し、自分の主張する条件などを相手のそれに近づけ、双方が納得する一致点を見つけておだやかにことをまとめること。おりあい。  

精選版 日本国語大辞典より

いかがでしょう?
今までわたしたちはどこかで
「妥協」という言葉の中に
「負け」という意味を強く含んできたのかもしれません。

ところが、もはや「勝ち負け」の次元の言葉ではないと
思いませんか?


では漢字も調べてみましょう。

「妥」
部首:女 (おんな・おんなへん)画数:7(部首内画数:4)種別:常用漢字漢検の級:準2級音読み:ダ [外]タ訓読み:[外]やすらか・ おだやか意味:①やすらか。おだやか。「妥当」 ②おりあう。ゆずりあう。「妥協」「妥結」

小学館 大辞泉

「協」
部首:十 (じゅう)画数:8(部首内画数:6)種別:常用漢字・教育漢字漢検の級:7級音読み:キョウ訓読み:[外]かなう意味:①力を合わせる。「協賛」「協同」「協力」 ②かなう。うまく合う。「協奏」「協調」「協和」 ③話し合いをしてまとめる。「協議」「協定」

小学館 大辞泉

女性的で、男性的な力関係の社会には不似合いな感じです。

反対に
「妥協しない」という意味はなんでしょう。

妥協しない
読み方:だきょうしない
(1)自分の意見を通さずに相手の主張や要望を聞き入れる、という姿勢を見せないさま。
(2)もの作りにおいて、細部にわたってこだわりを持ち、安易な省略を行わないさま。                      

実用日本語表現辞典より

つまり
「少しでも相手に意見を言えず、
自分のこだわりを伝えられず
一方的に通されるのは、いやだ!!」
そう言っているのですね。

まさに子どものケンカですが、さもありなん(笑)


さて、これから私たちが生きる時代は
ここから成長していかなければなりません。
子どものケンカは、ばからしいと思うくらいに。

そこで「妥協」の精神が効率よく働くと思います!

すでにアクエリアス(宝瓶宮)の時代に入っており
それは多様性の時代です。
お山のトップダウンの時代は終わりました。

そうは言っても簡単に「妥協するぞ!」といかないかもしれません。
それでも最速で最大の効果を出すとしたら
ビジネスでもどこでも
やってみる価値ありますよね!

いまだに見えない理由をたくさん抱え込みながら
戦争ごっこをする必要もなくなります。

もっと妥協の精神を培っていこう、
もっと”妥協ごっこ”が流行ったらいいのに(笑)


なんちゃってカタカムナ考察

それではおまけに、
妥協(だきょう)ということばを
なんちゃってカタカムナで考察してみます。

ダ  分かれる
キ  エネルギー・気
ョ  新しい(自然に)
ウ  生れ出る

「ダ」は濁音なので方向が反対になって
向こうに分かれるという意味になり、
「ョ」は小さいョなので、意図しない自然現象を意味します。

「カタカムナ言霊の超法則」

これをつなげてみるとこうなります。

『向こうに分かれたエネルギーが新しく自然に生まれ出る』


いかがでしょう。
今までとは違う何かが生まれ出そうです。