こう

音楽とねこ、などなど好きなものについて書きます。

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最近の記事

「悪く無い世界」だったなら

BUCK-TICKのボーカル、櫻井敦司さんが亡くなられました。僕にとって、好きなバンドのメンバーさんが亡くなったのは初めてのことです。 個人的にフジファブリックというバンドも大切なんですが、僕が追いかけ始めた頃には、志村さんは亡くなっていまして。山内さんを始めとするメンバーが、3人でバンドを動かそうとしていた頃(徒然モノクロームのリリース前ごろ)だったので、初めてと捉えています。 こんな時、自身がショックを受けている時の自己判断なんか当てになりませんね。緊急時の対応、仕事の

    • 今年買ったCDを観ながら振り返る2022年part.1

      こんばんは。2022年も年の瀬ですね。 このタイミング、音楽好きなSNS使いは多くの方が年間ベストアルバムを記事にしてるように思いますが、わたしに合ったベストを考えた結果こうなりました。 題して「今年買ったCDを観ながら振り返る2022年」…そのままです、買ったCDを観ながら振り返ることにしようかと思います。写真左側から書いていきますね。 「アダプト」サカナクション サカナクションの8thアルバム。サカナクションは昨年末より、オンラインライブ→全国ツアー→アルバムリリー

      • ドラマチックに始まり、続いていく-20th Anniversary (This Is The) Base Ball Bear part.3-

        会場に入るとステージにそびえるのは、3本の軸で立つ照明で組まれた電波塔。ありそうでなかった、でも他にないモチーフを背にした、壮大なステージだった。 一曲目に演奏されたのは「17才」。敢えて言えば特別な演出もなく、さわやかなギターで開幕していく。観客のハンドクラップが印象的なこの曲で始まったのは、このコロナ禍ではある種のあいさつとして最上のものだし、加えて現在において3人での再録ver.が収録されている曲の一つでもある。もちろん彼らの結成が17歳だったこともあるので、この上な

        • いつも通りに救われる

          こんばんは。春夏ではいくつか音楽のライブに参加しました。 とにかく良かったのは‪UNISON SQUARE GARDEN‬のライブでした。次点でFear, and Loathing in Las Vegasのライブです。どちらも、いつも通りがキーポイントでした。 ユニゾンは過去のライブ「spring spring spring」を再現したライブでした。流星のスコール前、オリオンをなぞるで名を馳せたころの、フレッシュでスピーディな感じいっぱいでした。セットリストをそのまま、

        「悪く無い世界」だったなら

        • 今年買ったCDを観ながら振り返る2022年part.1

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          孤立と個立

           シン・エヴァンゲリオン劇場版:||を見てきました。見る前は2時間半という上映時間に妙に緊張しながら待ってましたが、始まってからはあっという間でした。パイロット、それを囲むスタッフたち、その世界に生きる人たち、そして見てる僕らがエヴァにさよならを伝える作品でした。あっさりめにまとめると。  感想のために自分語り付きの文章を書いてましたが、おかげで本当に迷子になったので(笑)、書きたい部分だけを書きます。  最終盤のプロットでは、シンジの持つ音楽プレイヤー「S-DAT」を通

          孤立と個立

          ひとり舞台裏

          あるフォロワーさんのお誘いで、C3とBase Ball Bearについて話し合い、それをYouTubeに投稿してもらおうとしてたんです。今年3月のBase Ball Bear大阪公演あとでした。 ただ、ライブの延期と新型コロナの不安でお断りさせて頂きました。何が怖いって、かかることより感染させることが怖くて。ちょうど祖母が亡くなったタイミングでもあったからか、他人を治らないかもしれないような病気にさせてしまうことが、とにかく怖かったんですね。 そこから、転がるようにコロナ

          ひとり舞台裏

          どうして今になって

          何度も何度もC3についての感想、レビューを書こうとしては進まない。 最初のきっかけは、今作の付属DVDオフィシャルインタビューの聴き手が三宅さんと知って「見たくねえ」と思ったからでした。個人的に、この人の言葉使いが苦手なんですね。話し言葉も書き言葉も。 それで、見るには体力がいるなと思って置いておいたんですが、そこからインスタライブを見てしまいしんどい気持ちになったとか、2月前半まで仕事が立て込んでいたとか、ぎっくり腰を連続してやったとかで…などと理由を様々つけては見れてい

          どうして今になって

          息をするように

           よく考えたら新年の挨拶を飛ばしました。あけましておめでとうございます。こうです。1月22日に、Base Ball Bearのニューアルバム『C3』がリリースされますね。それを前に、9月から12月にかけての「Guitar!Drum!Bass! Tour」(以後ギドベツアー)をセトリを見ながら振り返ろうと思います。 https://music.apple.com/jp/playlist/tour-guitar-drum-bass/pl.u-RRbVvbRCzDzep2 ド頭

          息をするように

          返り血浴びるほどに

          先日、サカナクションのファンクラブに当たる「NF member」において、ポイントシステムが導入されることが発表されました。サカナクションのファンクラブには年会費会員と月額会員があり、このシステムでは年会費会員が対象となります。 https://sakanaction.jp/feature/pointprogram?_normalbrowse_=1 今回の諸々の発表まで全く知らなかったのですが、今年の5月に行われるアリーナライブのチケットが落選祭りだったそうです。理由として

          返り血浴びるほどに

          僕の50日戦争

          6、7月と自分や周りと戦っていました。 と書くと痛々しいというか…それこそBase Ball BearのFlameで歌われる、通過儀礼のような孤独感と向き合ったのかな…と思います。 かの先輩に対して、一旦好きな人ってフィルターが外れるとその人のすべてが苦手で、気持ち悪くなりました。片思いでなくなったなら、と勢いで細かく聞いてみると、そも、ひととの関わり方が自分と大きく違っていたようでした。それに気づいていたら、きっと好きにはならなかっただろうけど、好きだったゆえに見ないよ

          僕の50日戦争

          ガール

          先ほど、フラれてしまいました。 色々と…逆バタフライ・エフェクトのような、もっとなんとかなったのではないかと思うことはあるのですが、それでもここが僕の世界なのでしょう。 誰よりも一緒にいて楽しい、と言われて、それでも一緒にはなれないというのは、とてもではないですが、今は理解出来ません。少しずつ分解して行こうと思います。 誕生日も、クリスマスも、この半年間色んな日に一緒に居られた。治らない風邪みたく。 それはどれも楽しかったし、向こうも楽しかったそうです。でも、違うのであ

          こうのベスト平成トラック

          こんばんは。皆さまいかがお過ごしでしょうか。雨の月曜日でしたが、健やかに今日も終わりそうです。さて、いよいよ「平成」が終わり「令和」が来ますね。平成の終わりに好きなものをまとめようと思いまして、ベスト平成トラックなど揃えてみました。1年ごとに…などではありませんが、31年続いた平成に合わせて31曲。 Base Ball Bear ドラマチック https://m.youtube.com/watch?v=Og0nJf6cIhw ということで、まずは。どこを切り取っても名場面

          こうのベスト平成トラック

          そして核に触れる

          こんにちは。Base Ball Bear岡山公演に参加したので、だーっと、だだっと書きます。 今回のツアータイトルはLIVE IN LIVE〜17才から17年やってますツアー〜ということでした。「LIVE IN LIVE」は、アルバムツアー以外に関するテーマになったようですね。彼らの曲にはBase Ball Bear自身を歌うものがいくつかあって、その中でもTabibito In The Darkはライブしている日常を描かれたものなので、そのイメージのピースにあるのかなあと

          そして核に触れる

          その目の先にポラリス

          さて、Base Ball Bearの2年ぶりの新曲たちの感想を書きます。好きなところと思いつきをだだーっと、だだだーっと。 1.試される 昨年の結成記念日、名古屋で初披露された曲ですね。Base Ball Bearが織り成す「ボーイミーツガール」の新しい扉は、ミステリーでサスペンスな世界へと繋がっていたようです。孤島の館で繰り広げられる騙し合いと、麗しい黒髪を纏うキミ。でもこのくらい切羽詰まってると、この子だけは守り抜くぜ!というような純粋で少しカッコ悪い恋愛の感覚が芽生

          その目の先にポラリス

          #自分自身を創り上げた日本のバンド10選

          っていうのがTwitterのTLで大流行りしていて。乗らないわけにはいかないだろうと、たたどう捉えようかしら、と思いながら今回は「無性に新曲が楽しみで、性格や思考、時には生き方にまで影響を与えているバンド」と捉えて、思い返していました。 https://twitter.com/luffybis/status/1101111310316527616?s=21 7つだなと!(笑) いや、もちろん他にも大好きな曲、隙あれば脳内再生しちゃう曲、気にしているバンドさんはいくつもあ

          #自分自身を創り上げた日本のバンド10選

          あなたのポジションはどちら?

          こんにちは。サカナクションのライブも、フジファブリックのアルバムも、Base Ball BearのEPも、さらには卒業が決まったりしてなかなかに楽しい毎日ですが、全部に「面白い文章で描きたい!」と考えすぎて、筆不精なパターンになっていますね。 ということで、サカナクションの感想前編でもあるし、関係ないような思いつきを書きます。 さて、皆様がライブ会場に来たとして、どこで見たいと思われますか?そこには最前列でアーティストさんを正面でがっつりと、という方もいれば最後列で観客を含

          あなたのポジションはどちら?