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ドイツ詩を訳してみる

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2019年2月の記事一覧

(下書き)プラーテン「ブゼント川の墓」(ドイツ詩100選を訳してみる 7)

(今回の詩の訳は今は納得できるものになりそうにないので、下書きという形で一旦公開しておきます。)

アウグスト・フォン・プラーテン(1796-1835)という詩人は、形式主義者といわれることもあるらしい。彼に先立つロマン主義の詩人たちが詩の形式にルーズだったのに反発したのだという。今回の詩も、1行が「強弱×8」というリズムを厳格に貫いている。

詩の舞台は5世紀初頭、ゲルマン民族大移動でイタリアに

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