しらない

20日ぶりに出勤をした。久々の職場は不安だったけれど、みんなすごく優しくしてくれて安心した。新人さん可愛かったし。土曜なのに圧倒的に人が足りなくて半泣きで回していたのはちょっと忘れたいけれど。制服も空間も落ち着ける場所ができて良かったと思う。働くということが好きではないにしても。

仕事が終わった後は軽率に出かけた。大学生のお姉さん。すごく中性的で好みの人がいたので、朝まで過ごす約束をした。駅について、車に乗って、くだらない冗談を交わしながら安っぽいファミレスでご飯を食べた。眠る前、彼女の横顔がすごくセフンちゃんに似ていて、ぼうっと見惚れていたらキスをされた。短く一度。顔を合わせて笑いあったのがなんだか擽ったかった。案の定簡単に手を出されてしまったわけだけれど、苦しくなるくらい好きになりかけたあの人からの返事はないし、既読にすらならないメッセージに胸を痛めつけられたので、正直どうでもよかったのかもしれない。

服にお姉さんの香りが残っている。
早く帰って眠ろう。

おやすみ。

#日記 #エッセイ

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