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【DANRO×Dana village】〜遊・開・癒〜自然とつながり、自分とつながるキッズキャンプを開催しました!

実践型対話スクールDANROとDana villageで「〜遊・開・癒〜自然とつながり、自分とつながるキッズキャンプ/親子リトリート」を実施しました!ここではキッズキャンプで感じたことを書いていきたいと思います。


実施までの流れ

 8/1-4でキッズキャンプ、8/4-7で親子リトリートを行いました。3月にDANROさんからお話をいただき、mtgを重ね、当日を迎えました。今回はDANROのHiroさんからのご提案ということもあり、DANROが実施したいこととDana villageでできることのすり合わせを主に行ってきました。DANROが大切にしている"対話"はわたし自身もリトリートをする際にとても大切にしていること。ミーティングでは多くの言葉を必要とせず、自然の中で五感を開き、ありのままをじっくり味わう。その時、その時で"感じる"ということを大切にする。そんなことをベースに置き、プログラムを組んでいきました。

事前ミーティングの様子

当日のスケジュールは?

当日はとにかく自然豊かな場所に来てもらい、思う存分、ここでしかできないことを満喫してほしい!の想いから、ざっくりこのようなタイムラインで過ごしました。

4日間のスケジュール

上記、タイムラインを用意していましたが、実際のキッズキャンプでは子どもたちの起床時間が早く、5:00にはすでに目覚めており(笑)、近くの公園へ朝イチで遊びに行ったり、川遊びに行くまでの道が子ども達にとっては思ったより長く、休憩がてらと立ち寄った近所のおじさんの家でスイカをご馳走になることになったり、併せてじゃがいも堀りの体験をさせてもらったり。雨が降った日は外でアクティビティを家の中で過ごす時間に変更したり。子どもたちとその場その場で対話しながら、自然とも対話しながら、そのときやることを決めていきました。結果、開催後のキッズたちの表情を見て、感想を聞いて、やはり宇宙は完璧(必然の流れで必要なことが起こる)だなと感じました。

みんなでおにぎりを握る
初めての流しそうめん
ロケットストーブでご飯を炊く

感想/振り返り

キッズキャンプでは、受け取ったこと、氣づきと学び、言葉では表せない領域のものをたくさん感じさせてもらいました。ここでは受け取ったこと、氣づいたこと、学んだことを言葉に綴っていこうと思います。

1.何事にも挑戦、まずやってみるマインドセット

「ここに来たらめんどくさいからやらないんじゃなくて、まずやってみることを大切にしたい!」と宣言してくれた子が、ロケットストーブを作る工程を自主的に進めてくれたり、お菓子作りに積極的に参加してくれたり、やったことないことにも嫌いか好きかじゃなくて、まずやってみるの精神で取り組んでいる姿が印象的でした。後日オンラインにて1ヶ月後の振り返りの会を設けたのですが、「まずやってみる」の習慣が家に帰ってからも続いていると聞き、非日常の場所で経験したことが日常の習慣を変えるきっかけになるのだなと教えてもらいました。

2.「良い喧嘩ができた」

これは小学2年生の男の子が、キッズキャンプであったことの話をお母さんにしている時に出てきた言葉。普段の学校生活だと喧嘩になった時に手が出てしまい、痛い思いをする時があるけれど、キッズキャンプでは「なんでそう思ったのか」、「どうしてそのように感じたのか」話し合いができたと。「だから良い喧嘩ができたんだ」とお話ししてくれました。子どもながらに喧嘩をそのように捉えることができたんだなと、とても感心しました。大人も同じように争うのではなく、話し合いで歩み寄れる世界になったらいいな。していこう。

3.添加物や農薬のお話

3日目の朝は畑ワークからスタートしました。畑では農薬などを使わずに育てたお野菜を収穫し、その場で食べる体験をしてもらっていました。"美味しい美味しい"と言いながら収穫を楽しんでくれた彼ら。帰りの車で男の子が私に「マクドナルドって健康に悪いの?マックシェイクを飲むと気持ちが悪い感じがする。」と話してくれました。彼らの体感から来た言葉なのでしょうか。とても驚きました。農薬や添加物は健康に良いものであるとは言えないし、害があるという研究結果を伝えている人もいるのは事実。彼らの氣になるマックシェイクやカップラーメンについて私なりの捉え方についてもお話ししました。そしたら「お母さんにも教えておくね!」と。小学生の男の子が農薬や添加物についてまさか興味を持つと思わなかったのでびっくりしたし、同時に嬉しいなとも感じていました。これって自分たちが普段食べているものがどこから来ているのか知る農業体験をしたこともあり、生まれた会話なのかなと感じます。そういった、食の流れを自らの体験を持ってして知る機会はとても大切だと思いました。また、添加物や農薬のことも知らないで選択してしまうよりも知った上で選ぶ権利がある方が豊かだと思っているので、年齢関係なく、本質に向き合って対話することはとても大切だと教えてもらいました。

4.子どもたちは主体性が発揮できる場を待っている

4日間で様々なキッズたちの成長を感じました。例えばわかりやすいところで言うと、お味噌汁を自分でよそえなかった子が、よそえるようになったり、お家だとトイレに自分で行けなかった子が「トイレ」と言って、自分からトイレに行けるようになったり。環境を変えたらできなかったことができるようになるんだなと。子どもたちは主体性がないのではなく、「発揮できる場を待っているんだ」と言うのが大きな氣づきでした。これは大人も一緒かもしれませんね。誰かがやってくれる状態にあるとそこの主体性ってなかなか伸びない。結局は本人がやらざるを得ない環境に来た時にできてしまう。みたいな壁の乗り越え方もあるのだなと再認識しました。

5.ありのままを、そのまま大切にする

運営側でも今回よかったなと思ったポイントが1つ。それは「出てきた感情をジャッジせず一緒に大切にする姿勢」です。感情を抱いた背景を聞くこと、また、感情の先にある本当に大切にしたかった価値観を一緒に感じて大切にすること。DANROのスタッフの皆さんがそのスタンスで子どもたちとの対話を丁寧に紡いでくれていたのがとても印象的でした。私も普段、キッズとの関わりで大切にしたいなと思うことでもあったので、一緒に時間を過ごさせてもらう中で学ばせていただくところが大きかったです。

日々の生活の中の時間軸だと、子供の感情を一緒に感じ切ることってなかなかむずかしかったりすると思うんです。だからこういう場所に来て「本当はどうしたかったんだ」を感じる時空間を過ごしてもらうことも子どもたちは認知できないかもしれないけれど、心のどこかにはきっと残ってるんじゃないかなと感じます。

キャンプの終わりでの最後の感想シェアの時に、子ども達から「次はいつやるの?」と質問してもらえたことが運営としてはとても嬉しかったです。次は、、、来年ですね!✨私もまた成長した姿でみんなと一緒に時間を共有できることが楽しみです🌻

親子リトリートで感じたこともあるので、また別の記事でまとめたいと思います!キッズキャンプやリトリート等、開催したい方は@lumiere816のinstagramDMにてご相談ください!年間で随時受付ております。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!

あかり:(instagram


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