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Santa Maria

静かな佇まいの聖母子像。
マリア様が愛おしそうに、頬擦りをされているように見える。
やさしいお顔をしている。

他界した母の古い友人である、木版画家の藤田叔子さんが、娘が生まれた時に贈ってくださったものだ。

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似たトーンの薄いブルーの壁にかけてある。
薄緑色の背景に、赤の衣。

クリスマスカラーの赤と緑。

赤は、キリストが流した血の色であり、愛と寛大さを、
緑は、永遠の命を象徴しているという。
一年中、姿を変えることがない、生命力の強い針葉樹の緑色。

何か迷うことがあると、この絵をじっとみる。
行動は、全て愛から行うこと、と教えてくださった方がいた。

やさしいピンク色に囲まれる母子像。
この絵を見て育ったからか、娘は礼拝のある学校に行きたいと言った。
何か、感じながら育ったのだろうか。

今年は、礼拝で讃美歌も歌えないそうだ。
こうしている間も、コロナで苦しむ人々に対応してくださっている方々がいる。
コロナが早く終息しますように・・・。








書くこと、描くことを続けていきたいと思います。