歩人の自己紹介

こんにちは
文章で食べることを目指して練習中の歩人です。

今日は、歩人って誰や!ということで自己紹介をさせていただきたいと思います。


今の自分は?

私は、東京で働く新卒1年目のひよっこ社会人です。
好きなものは

  • 恋人・友人と過ごす時間

  • アニメを見ること

  • 本を読むこと

  • 一人旅に行くこと

  • 神社などで開かれるお祭りで、お囃子を見ること

です。
好きだと言えることが多いのはいいことだと思っているので、他にもたくさんありますが、主要なところはこんな感じでしょうか。
外出中にお囃子の音色が聞こえてきたら、100%音の聞こえる方に吸いこまれていきます笑

大事にしている言葉

文章を書いて食べていきたいと考えるくらいの人間なので、言葉は大事にしたいと思っています。
もちろん、大事にできておらず、自分や周りの人を傷つけてしまった過去もあります。
ただ、言葉に惹かれ、言葉が自分にとって特別な対象であることに自覚的になってからは、大事にしてきたつもりです。

そんな私が大事にしている言葉、姿勢が二つあります。
今日はその二つをお伝えできればと思います!

他者の合理性を理解しようとする

「他者」の合理性に迫るためには、相手の常識に拠って立つ姿勢が必要になります。それは、観察対象とされた人々にとっての当たり前とは何かを探究することです。

有斐閣ストゥディア「質的社会調査の方法——他者の合理性の理解社会学」
岸政彦ほか, 119ページ

急によくわからないことを言い出したと思われた方もいるかもしれません。

これは、私が学生時代に社会学を勉強して学んだことの一つです。
卒業論文を書く際、フィールド調査としてインタビューを行いました。
その時に指導教員に教えていただき、読んだ本で繰り返し出てきた言葉なのです。

平たく言ってしまえば、
自分にとっては一見不合理な言動でも、その人にとっては筋が通った合理的な言動。
自分の価値観に囚われたままだと、他者の合理性に気づくことができず、相手のことを理解することはできない。

ということだと理解しています。

卒論の調査をしている中で、多様な生き方があること、自分と合う合わないは置いておいても、その多様性を理解し尊重することは回り回って自分が生きやすくなるということに気がつきました。

その一歩目として必要な姿勢が、この「他者の合理性を理解しようとする」姿勢だと思っています。
最終的に理解まではできないかもしれないけれど、自分の知らなかった新しい価値観・考え方・生き方にふれ、自分を広げていくということ。
この姿勢はタトゥーにして刻みたいくらい、大事にしたいと思っています。

本気でやってる人の中に入って中途半端やるのは一番失礼なことだからね

これはご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか!
そう、ハイキューの谷地仁花のお母さんのセリフです。
やっちゃんが烏野排球部のマネージャーになろうか迷っている時に、お母さんがかけた言葉ですね。

なぜこの言葉を大事にしているかというと、私自身、中途半端をしてしまい、後悔した経験があるからです。
やっちゃんと同じ高校生の時、しかも運動部のマネージャーだった時に、です。

大学生になって改めてハイキューを読み直したとき、この言葉が刺さり、以来座右の銘になっています。

なぜ文章で食べられるようになりたいか

なぜここまで言葉で食べて生きたいかというというと、大きな理由は二つあると思っています。

好きになる人が、言葉について自分の考えを持っている人だった

これまでの人生で人として好きになり、恋人になった人は二人いるのですが、二人とも言葉に敏感だったり、その人の中で言葉について自分の考えを明確に持っている人でした。

普段はふざけていたりしても、必要な時にはしっかり考えて丁寧に言葉を紡げる人のように思います。

今もお付き合いしている二人目の人も、私がしんどいときや、悩んでいる時に、
私自身も気づいていないけれど私が欲している言葉をかけてくれるような人で、私もそんなふうに言葉を伝えられるような人になりたいと思っています。

自分と世界をつなぐ表現方法がほしかった

俺も世界に繋がりたいんだ
だから俺も
そこにまぜてよ

白泉社「ラプソディ・イン・レッド」
あみだむく

大学生になってふと、自分の思い・考えていることを伝える手段を持っていないことに気づきました。
別に文章でなくてもいいのです。
スポーツや踊ることで自分を表現する友人、写真を撮って自分を表現する人、引用したラプソディ・イン・レッドの寅雄のように、音楽に世界とつながる表現方法を見つけた人。

私にはこれがないと気づいたのです。
そんな悲しいことに、二十歳を超えてから気づいた私は、自分にはどんな手段があるか考えました。

その時に浮かんだのが、やはり言葉、文章でした。
食べるためには自分が書きたいこと以外も当然書かなければなりません。
だけど、それでもいいのです。

言葉を、文章を紡いでいれば、そこに活路が見えてくると思うから。

長々と書いてしまいましたが、自己紹介をさせていただきました。
こんな私、歩人がこれからも文章を書いていきます!
気が向いたときにでもふらっと読みにきていただたら、とても嬉しいです。

それではまた明日!

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