今回は、つぎの記事をベースに検証します
吉川広家、朽木元綱、赤座直保～
関ヶ原「裏切り者」たちの思惑

やはり明智光秀というと＜裏切者＞と
いうブランドなのかなぁ？
皆さんの一番の印象は何ですか？

通説ではほとんど知られてないけど・・・
逆に織田信長は＜裏切られる＞代表格ですね

まずは実母に裏切られ～
つぎに実弟に裏切られ・・・
そして柴田勝家に裏切られ～
浅井長政の裏切りは有名ですね
その後も足利義昭～
荒木村重・・・と
つぎつぎと裏切られ、最後の〆が
明智光秀ですね

信長は英雄伝説を分厚く纏ってます
からネガティブな面は知られませんが
負け戦の数でも最長だと思います
司馬遼太郎が発掘した坂本龍馬も突如
火の鳥のように登場した英雄伝説の人物で
英雄伝説の強烈な人物から英雄伝は
消えませんね

さて、光秀や信長の生きた戦国時代は
＜寝返り＞が今日の転職のような感覚の
時代で日常茶飯事、寝返りで出世する人も
いれば逆目に出て落ちこぼれる人もいる
その点でも今日の転職と変わりませんね

信長は最も多く裏切られたと言えども
同時に最も多く裏切るというか騙し討ちして
いる大名でもありますね

関ケ原の合戦も～実に多くの
大名家の浮沈を左右してます
小早川秀秋・・・といえば～こちらも
裏切りの一大ブランドですが
史実としては大政所の説得で
最初から東軍の徳川家に組して
合戦ではたいへんな功労を挙げてます

小早川秀秋は、あの頼りない代名詞のような
ひょうひょうとした風貌とは似ても似つかない
勇気と知略と行動力の権化です

朝鮮出兵の折など加藤清正や島津家など
そうそうたる大大名の窮地を見事に
救い出してます

そして関ヶ原では業を煮やした家康の
命による大砲で西軍を攻撃したというのは
真っ赤なウソ・・・江戸期元禄時代に
当時の歴史学者たちが徳川家に胡麻をする
ためのねつ造です

元禄時代というのは、実に、多いですね！
捏造事件・・・明智軍記などは元禄期に
大流行りした大衆娯楽のシナリオです
今日の歴史小説です
それを史実だ史実だと騒ぐ今日も
江戸元禄のように平和が７０年続き
楽しさを求める刺激を歓迎する社会の
ようですね

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