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シリーズ母になる 7

幼稚園での娘の行動

幼稚園に入り、何ごとにも全力一生懸命娘のいっちゃん。

ただ、私の中の一般的な幼稚園児らしい子供!とはかけ離れていた。

注)わたし中の一般的な幼稚園児とは、元気で、人懐っこい、そして自己中な子供


すごく空気を読めるし、我慢も沢山するいっちゃん。明らかに楽しくなさそうな表情で友達について行ったりもしていた。

そして年少の時に、意見がしっかりした強めのお友達と一緒にいる事が増えて、家で泣いたり、怒ったり情緒不安定になる時かあった!
私は困った。そしてザワザワザワザワ心が落ち着かなかった。

意地悪してくるお友達にも腹が立った。でも半分はいっちゃんにも腹が立った。そして少し周りの先生方にも腹が立った。

逃げない、いっちゃん😡嫌だと言えないいっちゃん😡自分を大切にしないいっちゃん😡考慮してくれない周り😡

私はいっちゃんに怒った!「ちゃんと断ろうね!嫌なら嫌と言おうね」

ちなみに、私は自己主張するのが苦手で、嫌だ!とあまり言えない奴。シュン

でも結局いっちゃんは、勇敢にその子に立ち向かうことは無く、なんやかんやの仲で過ごしていた。


幼稚園の面談

幼稚園の、のびのびの方針は大好きで、私の理想とする考え方だった。
園長をはじめ先生方はみんなおおらかで、みんなの個性を認めてくれようとしていた。

そんな中、担任の先生は若くて、サッパリしていて、言葉は温かみがあるタイプではなかった(その代わりめちゃくちゃ動いて、遊んでくれる元気いっぱいの先生だった)。
心のケアを1番の課題にしていた私からみると少し物足りなかった。でも質問してみた。

「自己主張の強いお友達のことで悩んでいる時親はどう言葉掛けをしたり、サポートしてあげればいいのでしょうか?」

先生は
ただ聞いてあげてください。いっちゃんが言うことを聞いてあげるのが1番のパワーになると思います

それだけ????????

それ以外ない!と言わんばかりに話はそこで終わった。

私は若い先生が故の、サッパリした性格の先生だから故の私を救ってくれない言葉に感じた。偏見の目が私の考えを強固にした!(ごめん先生)

あーーーーーただ聞くなら聞いてますがな。でも変わらんから、他にできる技を教えてくださいと頼んでるんじゃないですか〜

力が抜けて、また「自分で解決しなくちゃ」のループにハマるのでした。

でもその先生の言っていた、「ただ聞く」は恐ろしく正論で、的を得たものだったと腹落ちしたのは、数年後の事でした。
そして、年少の担任の先生は今は1番大好きな先生です。

続く

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