見出し画像

シリーズ母親になる

遡る事2015年 娘を出産して母になる。6年前。

わたしの人生で1番の転機。

昔から当たり前に母親になる事を夢見て、そして母親は当たり前に出来る事だと信じて疑わなかった私。

子供を持つ事が幸せの頂点かの様に思ってた私にとって、葛藤の連続だった。

子育て中のある日、、、、

愛するほんとの意味が分からない時があった。
愛するって具体的にどうやってするんだろう?って唖然とする日があった。

せいぜい可愛いねって写真を撮って、自然を見せて、育児書に書いてあるお世話をする。この子が飽きない様に与えてあげなきゃ。楽しいってたくさん思って貰える様にって。
それでも心がなんかすっからかんで、不安になる日が沢山あった。

気付いたら自分の子供の頃の淡い記憶を繋ぎ合わせて、一生懸命に

された育児とは違う育児

をしようともがいてた。

された様にしないって、難し過ぎる。

え!?じゃなんでそんなに難しい事に挑むの。された様にすれば超絶楽なはずなのに。

いやダメなんだよ。


育てられた様にしたら、娘が辛くなる。私の様に辛くなっちゃう。もっともっと自分を大切にする子に育てたい。自分が主役の幸せな人生を歩んでほしい。

そんな風に心が叫んでいた。

(↑これは過去を振りかえってまとめたもの。

6年前の当時は、こんな簡単なものではなかったし。その違和感の理由がわからなくて辛くて自分は母親に向いてないって本気で悩んでた。そして、自分の事もどんどん分からなくなっていってた)

原因不明の不安をかかえたまま、未知の育児に毎日立ち向かう日々。1人の人間(娘)ととことん付き合う日々。

あーひとりの時間が欲しい。頭と心を整理したい。でもそんな時間はどこにもないよ。
そんな毎日。娘は4歳まで自分でみようとは思ってた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?