気づいたらこんな時間、omg

ま、簡潔にお話ししますと、「高校生の頃、2/14に恋が実った」っていうハナシなんですね。あるあるですかね？？

私、実は、恥ずかしながら（いや、恥ずかしく思わなくても良いぞ！）最後に付き合った彼がこの時付き合った方なんです。。。

なのでこの恋愛が終わったと同時に私は今まで誰とも付き合っていません。
いや、恋をしていないわけではないのです。大学生の頃に3年間好きな人がいましたし、社会人になってからも1年間好きな人がいました。
ただ、ただ、実っていないだけなんです（あっさりと悲しいことを言っています、お察しください）笑

だからなのか？いやバレンタインという特別な日に恋が実ったからか？濃く記憶に刻まれているのです。

高校1年生の頃でした。同じクラスの男子を好きになりました。彼はテニス部で常に上を目指して練習しており、私も吹奏楽部で全国大会出場を目標に切磋琢磨してました。やはり何かを頑張る背中は偉大で大きくて、寡黙ながらも熱い気持ちをもっている彼に惹かれました。

私は恋愛に関して「待つ」タイプではなく、完全に「追いかける」タイプで、同じクラスながらもメールを毎日のようにしてて距離を詰めていました。ただ一方的ではなく、彼からも連絡がきていたし、クラスの男女4人で遊びに行ったり、そこでキーホルダーをもらったり、など脈アリな行動は多々ありました（と自分では思っている。笑）

そうとくれば「告白」です。彼から？いえいえ、待ちません（笑）私からです。
でもそれはバレンタインの日(2/14)ではありませんでした。その前、年明けの1月にメールで告白しました。

結果
「あられのことは友達以上恋人未満と思っとる」

はい。振られたんです、わたし。
どうなったと思います？
「ガーン」と落ち込んだと思うでしょう？
NOーNOーNOー！甘い甘い！

「可愛くなって見返してやる！！！！！」

いや多少は落ち込みましたよ？
でも「友達以上恋人未満」？？？
いやいやまだまだ頑張れるぞ？って
諦めんな？ワタシ！！！って
すんごいポジティブ思考になりまして
（恋愛においての粘りは凄い…）

それから
彼と気まずくなるどころか普段通り喋る。
天パの髪の毛をストレートにする。
このように中身も外見も「可愛いか？」とチェックして、とにかく「私を振ったこと後悔させてやる！」くらいの気持ちでいたんです。

「フラれたから」って諦める人もいますが、生まれつき諦めの悪い人間でして（笑）「好きでいることに罪はない」と言い聞かせて、好きな気持ちを持ち続けました。

そしてやってきました。
ビッグイベント「バレンタインデー」

これはアピールする大チャンス！！！
「本命」だけど「友チョコ」としてあげよう！
そう決めてチョコ作り！頑張りました（笑）
今思えば「なぜあんなに夜中ひっそりと一生懸命作っていたのだろう？」と不思議に思いますが、燃えていたんですね、恋に（笑）

教室で男友達や女友達にチョコを渡す。その流れで不自然にならないように大好きな彼にも渡すんだ。と思い、勇気を出してチョコを渡そうとしたら…

「俺のはあとでで良い。部活終わったら待ってる。」

って耳元で言われたんです。

・
・
・

ぎゃあああああああああああああああ！！！

いやいやこんな嬉しいことある？！
わざわざ待ってくれるって、それはそれは
もうあれやん？そういうことよね？！！

って一日中そのことで頭がいっぱい（笑）

部活始まる前に先輩や友達に言いふらして（笑）

部活はその日合奏だったんですけど、「あと1時間」「あと30分」「あと10分」って楽譜にわざわざ書いて彼と会うまでのカウントダウン（笑）（笑）（笑）

でも合奏が演奏の本番が近いということもあって、押してしまい、なんと彼を1時間近く連絡なしで放置。

さすがに帰ってるかも…と思いつつ、僅かな期待を胸に部活が終わった瞬間、彼が待つ駅へ猛ダッシュ！！！
後ろから友達たちからの「いってらっしゃーい」「頑張ってー」の声援（笑）

駅に着いて彼と再会。
寒い夜空の下でひとり待っててくれたんです（泣）
私は電車、彼は自転車。
チョコを渡そうとしたら「次の駅まで歩いて帰ろう」と。ナイスアシスト！！！私の胸中は歓喜！

次の駅まで30分くらい歩いて、チョコを渡す。

「ありがとう」
「じゃまたね」

え。
え。
え。
これ告白の流れやないの？
え。
間違えた？
え。
ただの思わせぶり？
え。

なんなーーーーーーーーん！！！！！

念願の告白はされず。
でも2人きりで一緒に帰れたことがとにかく嬉しいワタシはルンルン。改札をスキップで抜けて、誰もいないホームでにやにやにやにや（笑）

さあ、友達に報告しないと！

「ブブ」

ここで携帯のバイブ音。
彼からのメールでした。

それは「あられとあられの後ろの席の男の子が仲良くしているのが、なんか」という内容。

は？

最初意味がわからなかったけど、え？これってヤキモチってこと？でも彼氏でもないし、というかなんならフラれてるし、思わせぶりすぎんか？

と半分怒りがはいりつつ

「どういうこと？」
と返信。

すると
「最後まで見て（笑）」

ということでガラケーのメールならではの策略で、むちゃくちゃ下にまでボタン押さないと読めない文章があり、

「好き。付き合ってください。」って。

ぎゃあああああああああああ！！！！！！（2度目まして）

という学生ならではの可愛らしい恋愛経験でした（笑）

思い返すと自分の恋愛ド直球勝負な一面が恥ずかしいし、子どもだなと思ったりもするけど、これが私の青春なので許してください（笑）

私のバレンタインの思い出で
このエピソードを超えるものは
今後現れることはないでしょう。

恋愛にだいぶご無沙汰なあられでした（笑）
いつか良い恋愛ができますように♡