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【読書#9】加藤亜由子 『お一人さま逃亡温泉 身も心も浄化する旅!』

(2023年2月2日読了)

2023年になってから、ずっと温泉に行きたくて仕方がない。
ひとり旅を画策するもひとりで泊まれる温泉旅館がなかった。
日記にも書いたが、1月に友達と行く予定だった。しかし今流行りの諸事情でキャンセルに。
それからはその悶々とした欲求を選書でカバーしている感じだ。温泉、とにかく羨ましい…そう思いながら読んだ。

温泉好きな作者さんが行ったおすすめの温泉がたくさん書かれたこの本、とにかく情報量が多い。写真も多く、行った気持ちになれる。
それにひとり温泉を逃亡温泉と称し、「温泉に行かないと、ダメになる」とまで言うのもいい。温泉を楽しむことが、生活の中で必要不可欠なのだろう。
これさえあれば元気になれる。それが作者さんの場合は温泉。羨ましい。私もそういうものがほしい。そういうものに早く出会いたい。

掲載された温泉に関しては西日本が多い印象で、東北住まいの私には少し遠いが、それにしても行きたくなる場所が多かった。お一人様歓迎と紹介されている、静岡県の「可愛いお宿 雲見園」や新潟県の「宝巌堂」なんて魅力的。
それと温泉粥(温泉で炊いた粥のこと)という言葉を初めて聞いた(読んだ?)のですが、これは一般的な食べ物なのでしょうか? 出てくる温泉粥がすべて美味しそうで、ヨダレが出そうになった。まさかの秋田県に温泉粥が魅力の岩倉温泉があるらしい。これは行きたい。東北なら尚更。

とにかく、ここに掲載された温泉にいつか行ってみたい。いや、絶対に行ってやるぞ!と鼻息荒くなるぼっちだった。
もちろん、そこはお一人さまで。

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