明日でいいっか、と思ったことは大抵明日では遅い。
30年以上生きてきて未だに騙される罠だ。

きちんと調べて、確認も取って、あらゆる策をとった案件しか明日に決断を回すことは許されていないと思うのに。のにである。
未だに明日でいいっか！をしてしまう。

洗濯機回すの明日でいいっか！
そんな日に限って、保育園から大量の洗い物の持ち帰りあり。

この書類出すの明日でいいっか！
催促が来て、慌てて提出したら間違いがあり返却。

このお肉使うかもしれないし、冷凍するの明日でいいっか！
結局使わず、そして忘れてダメにしてしまう。

そんな大小さまざまな事を明日でいいっか！と済ませた結果、全然良く無い事になってしまった事は数えきれないほどある。

そんな私でも、仕事に関しては必要に迫られてではあるけど、いいっか！をしなくなってきた。

それはいつ休むか分からない状況になったからである。
子供が熱を出して明日休むかもしれない、来週風邪をもらって呼び出しが来るかもしれない。

そんなかもしれないに追い詰められて、私はいいっかと言えなくなってきてるのだ。

明日に回した仕事の責任が取れないから、今日やってしまおう。
来週までで良い仕事だけど、来週いない可能性もあるから、少しづつ進めておこう。

もし本当に休んでしまった時のために、進捗状況を周りの人にシェアしておこう。
パッと見てわかるように、机の上を整理しておこう。

今頃か、と言われそうな内容ではあるけれど、1人で仕事をしている訳では無いという事が、実感出来たからこそだと思う。

何かあったら自分で動けばいいや、と思っていた頃と同じ動きができなくなってしまったことも大きい。

とはいえ、プライベートではまだまだ明日でいいっかを多用しているので、改善の余地ありだなとは思っている…思ってはいるけど難しいんだよなあ。