オランダ観光の感想(アムステルダム、ロッテルダム、ハーグ)

オランダには計2回、のべ5日行ってきたので、その感想を書いていく。旅程は
1回目(5月) アムステルダム1泊2日
 1日目 キューケンホフ公園
 2日目 アムステルダム国立美術館
2回目(7月) 2泊3日 ロッテルダム1泊、アムステルダム1泊
 1日目 ロッテルダム、ハーグ
 2日目 ザーンセスカンスの風車
 3日目 ゴッホ美術館
今回行かなかったけど気になる観光地としては、
・クレラーミュラー美術館(郊外)
・アンネの家(アムステルダム) 要事前予約!かなり早く埋まる印象
・ハーグ市立美術館(ハーグ)
(・キンデルダイクの風車: 風車といえばキンデルダイクかザーンセスカンス。アクセスはザーンセスカンスの方が良いが世界遺産に登録されているのはキンデルダイク)
現在改修中で行けなかったのは
・レンブラントの家(アムステルダム)
・ボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館(ロッテルダム。改修中だが著名作品のみ飾られている)
オランダは1泊2日でも景色と美術館を充分楽しめるし、5〜6日くらいあればアムステルダム以外の都市も含めて観光地は充分回れる印象。
観光地ごとに3段階のおすすめ度、予約の有無と感想を書く。
★★★ (日帰りでも)絶対行くべき
★★ (1泊など)時間があれば可能な限り行くべき
★ (2泊以上など)よっぽど時間に余裕があれば行っても良いかも


アムステルダム

アムステルダム国立美術館 ★★

要事前予約。メールで問い合わせれば個別に日時変更可(空き状況次第)
大きくて4,5時間はかかる、個人的にはその前に疲れが来ちゃう。
ここはフェルメールとレンブラントが有名だけど、私が行った時はフェルメールの特別展をやっており、しかも特別展は1年前には売り切れている状態なので(リセールをずっと張っていて直前に行った友人はいた)、作品は全てそっちにいって常設展では1つもなくてショックだった。ミルクを注ぐ女とか見たかった…。レンブラントは夜警など。ゴッホは1作品のみ。朝イチで行ったら空いてた。

ゴッホ美術館 ★★★

要事前予約。48時間前なら個別に問い合わせて日時変更可(空き状況次第)
チケットは常設展、特別展とも込み。
いくつかのサイトでは所要時間は1時間半と書いてたが、常設展だけでも3時間以上かかった!特別展は晩年の3ヶ月にフォーカスした展示をやっていた。そちらの方は時間がなくて駆け足でざっと見る感じになってしまった。
日本語のオーディオガイドがすごい充実していて、全部しっかり聞きたくなる。改めて1人の画家のみの美術館ってすごいし、有名作品目白押しだし、展示が1人の人生を追って進んでいくのでストーリーが分かりやすくて面白い。

キューケンホフ公園のチューリップ ★★★

3月末から5月半ばにかけての期間限定公開。要事前予約。日時変更が3日前まで自分でウェブから何回でもできるのが便利(空き状況次第)。レンタカーでない場合は、アムステルダムからのバスの往復セットが良い。期間中は時刻表関係なくひっきりなしにバスが来るので、列が長くても案外進みは速い。
私は5月上旬に行って、一部枯れかけてるのもあったけど全然綺麗だった。1日時間を使える。もうとにかくカラフル、インスタ映え。ほんとは友人と行って、写真を撮りまくりたい。私は1人で行って、心の中で綺麗だな〜と思いながら花の写真を撮るだけだった。屋内のインスタ映えスポット、簡単な展示や風車もある。

ザーンセスカンスの風車 ★★

オランダの象徴、風車。博物館やお土産屋さんもある。ただ行った時間が遅くて博物館は閉館間際、風車の中も既に閉まっていたので滞在時間1時間くらいで帰ってきてしまった。他にも小さい施設は色々あるんだけど、どれも実質お土産屋さんで展示がある所は少ない。レストランに行くなら予約必須。
アムステルダム中央駅からバスで1本(50分程度)。このバスは市内の交通機関の切符では乗れないので注意。ただコンタクトレス決済が使えるので、それが便利。夏の繁忙期でもバスの頻度が多くないので、結構待ったり車内で席がなかったりする。

今回行かなかったクレラーミュラー美術館は、アムステルダム発着のバスツアーが便利(公式サイトからリンクあり)。ただ朝9時発で1日がかりなので、午前中に着いて翌日夕方には出発する1泊2日だと厳しい。かつ予約がかなり早く埋まる(そんなに枠が多くないのかな)。個人で電車やバスを乗り継ぐこともできるが大変そう…。ただ近くに国立公園もあってすごく雰囲気が良さそう。

ロッテルダム、ハーグ

ロッテルダムの建築 ★

ロッテルダムは見る所多いかなと思ってロッテルダム泊にしたが、正直そんなに見所は多くなかった…。おかげでほぼハーグ観光になってしまった。ハーグ、デルフトと合わせて行くことをお勧めする。
キューブハウス、マルクトハルが有名。ただどちらもサッと外観を見れば終わるし、個人的にはそこまで感動は大きくなかったかな…。博物館系では海洋博物館があるが、それよりハーグの美術館に行きたいと思い行かなかった。エラスムス橋も行った(が、まあ普通の橋という感じがした)。

マウリッツハイス美術館(ハーグ) ★★★

ここはなんといってもフェルメール作品が3つもある。特に真珠の耳飾りの女は有名。有名作品でもほとんど人が群がっていなくて、すごく快適だった。美術館自体あまり大きくなくコンパクトで、とても回りやすい。公式サイトにいくつか展示作品のオーディオガイドが載っていたのでそれを聞きながら回った(日本語があれば日本語、なければ英語で)。

エッシャー美術館(ハーグ) ★★★

騙し絵で有名なエッシャー。とても面白かった!!初期は普通の絵を描いていて、徐々に幾何学模様に興味を持ち始め、立体を平面に描く歪みを利用した騙し絵を描くようになる。鳥や動物が円環になってる絵とか、メタモルフォーゼとか面白かった。エッシャーの師・メスキータの生涯から、図らずもナチスによるユダヤ人迫害の影響を感じたり。最上階はインタラクティブなコーナーになっていて、2人で写真を撮ると一方が巨人に見えるやつとか、空中の立体が見る角度によって平面的に全く違う形になるのを体験したり、チームラボ的な不思議な映像作品が流れていたりする。私は1人で行ったのでその辺はさらっと見て終わったけど。

ハーグは他にスヘフェニンゲン海岸が有名。ゴッホの絵にもなっている。一人でパリピの集まる海に行く気にはならず見送ったが、複数人で行く場合はぜひ。


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