多様性が訴えられて、人はみんな尊い存在だと言われるけれどもやっぱり何も遂げられない人は幸せが掴めない気がしてならない。

仕事が出来ないとは単純に仕事スピードが遅い事ではなくて、人の話が聞けない、コミュニケーションが取れない、自分から仕事が探せない、アンテナが張れない、想像力が無い事達を指す。

仕事が出来ないと他の人のことを想うゆとりが無くなる、優しくなれなくなる。仕事が出来ないのに他の人の心配ばかりしている人を見ると自分の仕事完璧にこなしてから人様の心配したら？なんて思っちゃう。

全部自分ルールで、他の人に押し付ける気は一切無いはずなのに価値観が違う人を見るとイライラしてそこでやっと自分のゆとりの無さに気づく。偏見が無いのんびりした考え方ができる所が自分のウリだったのに全くそんなことはなくて自分の心の狭さに驚いて落ち込む。

ゆとりが無いのは今の自分に自信が無いから。自信が無いというのは至極当然の事で、生まれた瞬間から自信に満ち溢れてる人はいないのでは。自信が無いことは悪いことじゃない。それより自信が無い自分をバージョンアップしないことの方が悪いことだ。

こんな文章が書けるのも内定がやっと出てゆとりが生まれたからであって、いつでもコップ八分目のゆとりがあると思ったら大間違い。沢山入っていても突然ひっくり返しちゃって中身空っぽになるし、ゆとり貯金は0円。その日暮らしでしかないことをもっと自覚しなくてはならない。