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湿ったぬるい風とマスクとレジ袋

湿ったぬるい風に ふわっと柔軟剤の香りが乗る。

「<桜の通り抜け※1>今年は中止なんやって。
今年こそは人混みに負けず行ってみようと思ってたんやけどなぁ…」

窓から見える桜の木を眺めながら 落ち込んでいたのが、もう3か月も前のことだなんて。

秒針はいつだって全力疾走。止まってはくれない。
どんどんと時間は流れていくのだ。

いつの間にか桜も散り、木々は青い空に枝を伸ばし緑の葉を揺らしていた。

「ちょっと!あんたマスク忘れてるで」
「コレ いつんなったら外せんねやろなあ 苦しいてしゃあないわ」

電車やバスは、まるで病院の待合室。
スーパーやコンビニに寄れば、店員さんが申し訳なさそうに『今月からレジ袋が有料になりまして…』と言う。
たかが3円、されど3円。小脇にジュースとポテチ※2とシュークリームを挟んで帰路に立つ。



「え!うそん!ほんまに?」
「<淀川の花火大会※3>も中止なん!へこむわー」
「んなことより今日も雨やから傘忘れなや」

ジメジメした気候に、悲しいニュースばかりで何だかどんよりな日々。

一日、一分、一秒でも早く…

梅雨明け、
雨上がりにかかる虹、
全部食べ終えたはずやのに突然箱から現れる
最後の1個のアルフォート、

と同じくらいほっこりできるニュースを聞けますように。




写真 最近食べた800円のフルーツパフェ。

※1 桜の通り抜け(さくらのとおりぬけ)とは、毎年4月中旬頃のヤエザクラの開花時期の7日間に、大阪府大阪市北区に位置する独立行政法人造幣局の敷地内の一部が一般公開されて行われる多品種のサクラを見る催しのこと。

※2 ポテチは俄然“堅あげポテト(関西だししょうゆ)”もしくは”プリングルズ(サワークリーム&オニオン)”

※3 なにわ淀川花火大会(なにわよどがわはなびたいかい)は、毎年8月初めに大阪市の新淀川で開かれる花火大会。第18回より名称が平成淀川花火大会(へいせいよどがわはなびたいかい)から改められた。(Wikipedia先生より引用)




【あとがき(と言うのか?)】

こんにちは!こんばんは?おはようございます?
もへと申します。
この記事を最後まで読んでくださり、ほんっとうにありがとうございます。
こうしてnoteを通じて出会えたことにも感謝!!
本当にありがとうございます!!
まだまだ色んな意味で”息の詰まる”日々が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?
私はおかげさまで感謝を忘れず、楽しい日々を送れております。
どんな状況におかれても何でも楽しめちゃうのは”ある種の長所”なのかもしれないとさえ思い始めました(笑)
元々、小さな楽しみや幸せを見つけるのがとても得意なので、いよいよ無敵モードです!!
今回は、もじもじネガティブっぽい記事に仕上がっちゃったので、ポジポジポジティブっぽい記事も書いてみたいなあ。
では、今日も明日も明後日も、皆様に幸あれ!!

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