見出し画像

映画のこと -MOTHERマザーとふしだらな気持ちと-

今日は週末なのでNetflixで映画を観る。
MOTHERマザーという作品。昨年かな、TBSラジオのCMで流れていたのでずっと気になっていた。面白そうとは思っていたが、音声聞く限りは少し怖くて重いので観に行くのは躊躇した。
時を経て、Netflixで映画を探していたら、MOTHERマザーを発見し、視聴。

男たちとゆきずりの関係をもち、その場しのぎで生きてきた秋子。

シングルマザーの彼女は、息子の周平に奇妙な執着を見せ、忠実であることを強いる。そんな母からの歪んだ愛の形しか知らず、翻弄されながらも応えようとする周平。

彼の小さな世界には、こんな母親しか頼るものはなかった。やがて身内からも絶縁され、次第に社会から孤立していく中で、母と息子の間に生まれた“絆”。それは 17 歳に成長した周平をひとつの殺害事件へ向かわせる……。

何が周平を追い込んだのか?彼が罪を犯してまで守ろうとしたものとは——?事件の真相に迫るとき、少年の“告白”に涙する。
https://tokushu.eiga-log.com/movie/46931.html

最近のあらすじは軽いネタバレOKなんやな笑

終始重くて暗くて胸クソが悪い展開。途中で辞めた人も多そうな内容。本当に申し訳ないが、緊張と緩和があるとすれば、9割緊張で、1割の緩和は長澤まさみのプチ濡れ場。タッチで浅倉南を演じてから16年が経つのか。成長したな、、、とかを考えないと、心がダークな方に持っていかれる。

気になることもあった。
長澤まさみと息子と娘が、外で暮らしているとき、みんなの肌が綺麗で白い。長澤まさみに関しては終始肌綺麗。最後のシーンとか特に。この時点で映画をちゃんと観ていないだろうとお叱りがありそう。長澤まさみのプチ濡れ場とか言ってい段階で映画ファンから槍を投げられそうな。

よくこういった話を観ると、考えることはどうにか助けることは出来なかったのか?だ。
誰かが手を差し伸べていたら、過ちは無かったなではないか。じゃあ誰が?となり、選択肢が全くないことに気がつく。家族と社会から縁を切ると、何もできない。人間の無力さを痛感してしまう。

なぜ、犯罪に手を染めるのか?というのは僕は経験している。お金が無いと、まともな思考能力ではなくなる。お金がないことで選択肢が狭まり、犯罪のカードしか切れなくなる。
僕も会社のお金を横領したとき、選択肢は横領しか無かった。横領も限界となり、他の犯罪に手を出す前に公になったから良かった。

今回の映画の感想であるのが、虐待はダメというのが散見された。言うのは凄く簡単なこと。ではどうするのか?虐待の罰則を厳しくしても、僕は無くならないと思う。虐待をさせてしまう環境を改善しない限り。僕は雑に、経済を回復させればある程度は無くなる!と思っているが、ここでは詳しくは書かない。
まとめると結局お金が全て。悲しいけど、お金。

たらればだけど、学校に行っていたら息子の周平は過ちを犯さなかったのかな。周平と妹だけが助かる世界線は何度もあった。手を差し伸べてくれる人もいた。でも母親を選んでしまった。学校に行っていれば物事の善悪も判断できたのかな?とも思うし、逃げ出すこともできた。そうさせなかったのは、歪んだ母親の愛、もしくは洗脳ともいえる。母親から逃げるという選択肢は、結果母親を殺すことにも繋がる。だから周平は逃げなかったし、最悪の選択をとった。非常に難しい。

まとめると、長澤まさみは綺麗。足も出していたよ。
阿部サダヲの声はでかい。
こうまとめないと、僕の心はダークサイドに堕ちていく。
考え過ぎると、明日に影響するので、この辺で。

ーおしまいー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?