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【執筆記事紹介】長与町の麹屋さん

私の理想のライフスタイルを送る。長与の自然に囲まれた発酵食品のお店

「ひと」を通した、まちの魅力探検

2021年秋、長与町を舞台に「Area Research Trail Waking(エリア リサーチ トレイル ウォーキング)」、通称「ART Walking in NAGAYO(アートウォーキング イン ながよ)」が開催されました。

主催の「ながよ光彩会・みんなのまなびば み館」様より、イベントの協力事業所の紹介記事と、ウォーキングイベントのPR記事作成の依頼をいただきました。

「アートウォーキング イン ながよ」は、魅力あふれる地元のひとたちとのふれあいも楽しみのひとつ。ご協力頂いたのは、全部で16の町内のお店や事業所。

みんなのまなびば み館のホームページでは、協力事業所の記事を読み物として残し、このまちに根付くそれぞれのひとたちの想いを発信しています。

「発酵」を気のままに、生(き)のままに。

「長与町」といえば、僕の中では「住宅街」のイメージでした。
ですが、kinomamaさんのお宅は家と家とがくっついておらず、川や山の近くに建っていました。ちょっとだけ、街からは離れているような。川には小さな船が停まっていて、ゆるやかな時間が流れている。

地元の人に聞けば、長与といえばこんなイメージなのだとか。
へえーそうなんだ。
長与のことをまだ知らない僕らからすると、新鮮な風景でした。

そんなのどかな地域で、我が家を麹の工房としながら常に発酵食品と生活を共にしている田口さん。瓶にたっぷりのフルーツ酵素シロップを購入することができます。ヨーグルトに混ぜて食べるととても美味しかったです!

さまざまな葛藤を経て、転職し、麹屋さんを始めることに至った想いを聴かせていただきました。

病院にいた頃は、変な人だと思われちゃうんじゃないかって、自分の考えやこだわりを出せずにいました。
でも今は、私が勉強したことを誰かに伝えられることがすごく嬉しいんです。
周りに理解してくれる人はいないって思っていたけれど、いざ発信をしてみれば、同じ考えの人がこんなにいたんだって。

自分の好きなこと・価値観を周りに隠して生きていくことは、息苦しいですよね。田口さんはそんな現状から抜け出して、新しいことにチャレンジしていきました。

すると、自然と理解し合える人たちと繋がっていき、のびのびと自分らしく生きることができるようになったそうです。

強い芯と信念がある方ですが、決して押し付けるようなものはなく。あくまでも自然体でいさせてくれる空気が流れていました。

取材形式:直接取材/別カメラマン撮影

▶︎【み館】の紹介はこちら

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