モゥモ

だいたいのことはどうでもいいので、優しい。 我が子を投げたり回したりするのが趣味。

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  • 僕がいばしょをつくる

    僕がいばしょをつくる

  • うつを乗り越えるまでの話

    うつを乗り越えるまでの話を簡単にまとめました。

最近の記事

あの頃の話

昔は何も持っていなくて、欲しがっていた。 ここにあるものを見ずに遠くを見て、何も持っていないような気持ちになっていた。 手放しているのは自分なのに。 普通のささやかな関係から逃げたり、しんどさを盾にお前にはわからないと責めたり、最低な自分の価値を少しでもマシにするためにマウンティングしたり。 誰かに放つものはネガティブな言葉と、コンプレックスの裏返しの高いプライド。 そりゃ呪詛を身体に纏ってるような人からは人が離れていく。 孤独が耐えられないほど弱いのに、帯びるのは孤独をひ

    • 「誰かのために何かしたい!」の根っこ

      清潔な世界が結構苦手なのよ。 優しさに溢れていて、笑顔で受け入れてくれて、悪意なくて。 けどそんなのって無理じゃない? それが実現出来ると思ってる人って、そんなことが夢想できるくらい 平和なところで生活してる人だけでしょって思ってしまう。 どうやったって生き物だから不条理な物事は山程あって、 目の前で起こることに理由とか、折り合いとかを見出して、 無理やり噛み潰してゴクリと飲み込むものでしょう。 そしてその不条理を起こしている人にも痛みがあって、 自分が起こされた側だった時

      • 作りたい場所の話

        「あの頃の自分を少しでも満たしてあげたい。」 心に漂うこれが強烈にくるタイミングが、ちょこちょこあるんだけど、 今はほんのり目をそらして逃げている。 あんまり強くもないし、初期衝動を簡単に忘れてしまう。 逃げたい何かばかり見つめて、思考停止に陥ってしまう。 そんな自分だからこそ、たまにこうして乱文を書く。 強くない人がやるからこそ、出来ることをしたい。 だから見え透いた「君は君のままでいい。」みたいな言葉は あまり言うつもりもない。 めちゃくちゃ弱い状態なら受け入れられる

        • 僕がいばしょをつくる①

          居場所を作りたい。 その感覚は過去のしんどかった頃の自分を助けてあげたいという気持ちがベースにある。 あの頃の僕はプライドがめちゃくちゃ高かったので、誰かに何かをして欲しいとは思っていなかった。 サポートや、支援が欲しいとも思っていなかった。なんなら誰かが言える言葉なら自分で考えられるとすら思っていた。 とても傲慢だったが、そうやって世間と自分を分離することで、自分が孤高であると思い込もうとしていたんだと思う。 それ故に出さなくていいトゲを出しまくり、自分の居場所を自分で

        あの頃の話

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        • 僕がいばしょをつくる
          1本
        • うつを乗り越えるまでの話
          4本

        記事

          うつを乗り越えるまでの話④

          社会人1年目 家電の配送設置の仕事は今まで関わったことのない雰囲気の人と働く職場だった。 わかりやすく言うと、元スポーツ推薦、ヤンキー、力自慢しかいなかった。 何故もやしのような私が雇って貰えたのかわからない。学生の頃だったらクラスはおろか、学校すら違うレベルのカルチャーショックだった。 これまでパワーが支配するコミュニティに所属したことがなかったので、非常に勉強になった気がする。 そして仕事である以上は力だけではなくて、まじめにやる、覚えが早いということが大きな価値を持ち、

          うつを乗り越えるまでの話④

          うつを乗り越えるまでの話③

          大学生6(休学中) 案の定、単位をあまり取れていなかった僕は実家に戻ることになった。 社会復帰を目的にしたアルバイトをして、最後の1年で全ての単位を取るつもりで動く事を条件に休学することとなった。 これだけ裏切り続けた僕にこんな選択をさせてくれた母には本当に頭が上がらない。 1年の休学中アルバイトをずっとした。平日は学童の指導員。土日は元々やっていた家電量販店での光ファイバーのセールス。 それ以外の時間は無理をせずに過ごす事だけを念頭において、のんびりと過ごす。 どちらのア

          うつを乗り越えるまでの話③

          うつを乗り越えるまでの話②

          大学生1~4 うつという診断が正確だったかはわからない。 少なくとも、電話が鳴ればその瞬間ヒーローになろうとしていた自分がいた。 当時の事を振り返っても、アルバイトは遅刻したり、休んだりしながらも出来てはいたし、スイッチをいれれば逆にハイになるタイミングもあった。 その勢いで急に東京まで精神の施設のボランティアツアーに行ったり、 誰かと会う予定を作ってどこかへ行ったりすることもあった。 ただ一度何か動くとその3倍くらいの時間を頭をもやもやさせて、何もできないまま布団の中です

          うつを乗り越えるまでの話②

          うつを乗り越えるまでの話①

          中学校 中学校では運動もあまりできず、勉強も理数国以外イマイチだった。 そのくせ、目立ちたい気持ちはあり、クラス委員長をしたり、高いところに勝手に登って遊んだりしていた。 そんな僕を見るクラスメートの目はちょっと変なやつくらいのもので、別に何があるわけでもない。 そんな僕の家にインターネットが来た。 学校ではちょっと変なやつでも楽しいやつとして受け入れてくれるインターネットは自分が自分でいられる場所のような気がした。 学校でしても楽しくないような他愛もない会話もめちゃくち

          うつを乗り越えるまでの話①

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          みんなの為に歌った歌よりも、誰かのために歌った歌の方が、結局みんなに響くみたいな話ってあるじゃないですか。 だからこの話も一人のためにできる範囲で調べて作っています。 どれくらい伝わるかわかりませんが、どうぞよろしくお願いいたします。 長文ですが即席なのでリンク貼りまくりますが、一通り読んでいただいてからアクセスしていただければ幸いです。 1.ターゲット 最近、梅田界隈でパーティに誘ったりするマルチの声掛けが流行っているようですね。 https://twitter.com

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