春。転職してみた。の話
大学生の時から、なぜか「3年で転職する」と言い続け、
社会人4年目になる今年、本当に転職してしまいました。
遡ること5年前、
自分には建築の才能が全くなく、
建築とは、とにかく苦手なものと思っていました。
才能云々の前に、努力もしていなかったけど、
“デザイン”という言葉には、才能に左右されるという潜在的な意味が含まれている気がしていて、
努力もできなきゃ才能もない自分にとって、
向き合うのが恐怖なものでした。
それでも、謎の負けず嫌い精神。
建築に進んだからには建築の仕事をすると決め、
とりあえず3年。
3年経ったらまた考える。
と言って就活をスタートさせました。
結果的に、建築の法律的な部分を専門的に扱う仕事に就いたわけだったけど、
自分が思っていた建築とは違って、
めちゃくちゃ建築嫌いな人の集まりじゃん!
っていう印象を受けました。
そりゃあ、審査する側からすれば、
四角い建築ほど楽なわけで。安全なわけで。
それでも、私は
建築は課題解決の手法が自由で多彩なのが面白くて、
その自由さと安全性、他者への配慮等のバランスを取るために法律があると思っていて、
正直、審査側の設計への不満(時に悪口)は聞くに耐えなかったです。
そういうわけで、
じゃあやっぱり設計してみないとじゃん!となって。
でも建築苦手だから、別の方法考えてみたりもして…
結局、資格試験に受かったから設計するしかないかもしれないという思考で転職を決めました。
今の会社、まだお手伝いしかしてないけど、
今後考え方どう変わって行くのか自分でも楽しみです。
また3年ぐらいでやめて、
もう建築はいいや!って言ってるかもだし、
独り立ちして設計事務所作ってるかもだし、
今後の人生設計は皆無なので、流れに身を任せて生きていきたいなと思います。
そんなわけで、転職しました。
ちなみに、新しい街に来ました。楽しみ。
230411
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