見出し画像

真実は∞

この世の真実は人の数だけあります。
人は自分の信じるものを現実世界として体験するからです。

お金が欲しい!と思えばどこかからお金がもらえる…のではなく、もっとお金が欲しい〜!と思うような状況を体験することになります。
これは、お金が欲しい!の根底にあるのが「今自分にはお金がない」という意識だからです。
現実化するのは顕在意識ではなく潜在意識なので、●●が欲しいと思った瞬間に、潜在意識にある「今の私には●●がない」という思いの方が現実を創ります。
また、「□□になりたくない」と思うと、その思いをさらに強化するような現実を創ります。

つまり、今起きていることは少し過去に自分が信じていたことなのです。

例をあげると、「あなたには才能がない」と人から言われて腹が立った場合、「無能な人には価値がない。私はそうなりたくない。」と信じている潜在意識がこの状況を生み出したと言えるのです。
才能がないと言ってきた人はただの幻影で、自分の潜在意識で握りしめている価値観に気付かせるためのエキストラ。
腹が立つのは「才能がないと言われた自分には価値がない!」という価値観のせい。

この仕組みは精神世界の本などから学び、頭で理解はしているのですが、腑に落とすのはなかなかですね。
難しいと思うから難しくなるのですが、そうは言ってもサクサク進めるものではないのがこのプロセスの面白いところ。

─・─・─・─
最近、私には合わなくなった価値観が2つあります。

◆外出時は日焼け止めを塗らなくてはならない
去年、一昨年と2回ほど自分の体で実験したのですが、どうも私は日焼け止めを塗った時の方が日焼け跡が残ってしまうのです。会社員時代はいつも日焼け止めを欠かさず塗っていたのですが、それでも焼けてしまい、半年くらい日焼け跡が消えませんでした。

実験として、まったく何も塗らず炎天下の海辺で腕を焼いてみたところ、当日はヒリヒリと赤くなりましたが、1週間ほどで跡がきれいに消えました。
それどころか、暑い日は日焼けしてすこし焦げている方が肌表面がサラサラしていて快適なのです。
それ以来、日焼け止めは一切使わないことにしました。

◆歯磨きしないと虫歯になる
これは今も実験中なのですが、今まで歯磨きしすぎ&歯磨き粉が原因で虫歯になっていた気がします。

先日一緒に旅行したAさんが、1日1回しか歯磨きしないけど虫歯になったことがない、色素沈着も歯石も付かないと話していたのがきっかけでした。
考えてみれば人間の体は完璧に作られているので、怪我と同じく虫歯に対しても修復機能があるはずです。(脱灰/再石灰化だけでなく)
それを毎日2〜3回ブラシでゴシゴシ削って邪魔していたのではないか?と思い当たり、歯磨きの回数を減らすことにしました。

─・─・─・─
さて、こうした真実は私の世界でしか通用しないものです。

日焼け止めを塗らないと焼け跡が残る!歯磨きしないと虫歯になる!と信じている人がこんな実験をしたら間違いなく悪化するので、オススメしませんw
私がこういった価値観に疑問を持ち始めたのは、消費財メーカーの社員だった過去がある故です。

信じるものを見る世界なので、人それぞれ違う体験をするのが当たり前。だからこそ、世間の常識ではなく自分の体験をもって価値観を確かめていきたいと思います。

自分軸とはこうやって作っていくものですが、これが無い人は他人の意見を鵜呑みにします。

医者が言うから、上司が言うから、先生が言うから、親が言うから…と何も考えず従った結果思わしくないことが起きた時、こういう人は「だってお医者さんが言ったんだもん」と他人のせいにします。

でも、自分の人生は自分にしか責任が取れません。

すべての選択は自分の意志によるものだ、と責任が取れる人こそが「大人」と呼べるんだと私は思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?