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観葉植物 〜ビギナーコレクション〜

観葉植物シリーズ第4弾、今日は初心者でも育てやすい&ユニークなコレクションをご紹介します!

我が家でザミーちゃんと呼んでいるザミオクルカス ・ザミフォーリア(ザミーフォリア)。世間では『Zamioculcas zamiifolia』の頭文字を取ってZZプラントと呼ばれています。

この子は以前からご紹介したくてしょうがなかった、大好きな植物です。
この葉っぱの質感を見てください!

ツヤツヤぴかぴか

ニスでも塗った?というくらい光沢があるんです!
このツヤツヤ触りたさによく葉っぱを拭くのですがw、なんと葉っぱの約90%が水分だそうです。また、根っこに芋(塊茎)が付くのですが、ここにも水分を蓄えるため乾燥にはかなり強く、忙しい人にもオススメの観葉植物です。

ザミーちゃんの魅力はこれだけではありません。新芽の伸び方がとってもドラマチックなのです!

  1. 葉っぱ12枚くらいが塊になったものが急に出現する

  2. 少しずつ開きながら伸びていく

  3. 伸びて伸びて…

  4. 伸びきったら一斉に葉っぱが開く

めっちゃユニークじゃないですか?このプロセスはだいたい3週間ほど楽しめます。

ザミーちゃんには他にも品種があり、新芽が黄緑色で伸びていくと黒になるというさらにドラマチックな“レイヴン”という子もいます。ツヤツヤの黒い葉っぱがかなりインパクト大なので、ぜひ画像検索してみてください!

ちなみに剪定する際には、切り口から出る樹液で皮膚がかぶれることがあるので、要注意です。


初心者向け植物として有名なサンセベリア(サンスベリア)。その中でも小型で場所を取らず育てられるのがサンセベリア・ハニーです。
バラのように放射状に広がる葉っぱが特徴。斑の入り方でさらに種類が分かれます。この子はグリーンハニーという品種です。

上から見たところ

ある日、100均から帰る際にドア横の植物コーナーが妙に気になり、覗いてみるとひときわ大きな子持ちのサンセベリアがSOSを出していて、流れるようにレジへ持っていったのがこの子です。
よく言われる『救済』ですねw。
人間を呼び止めるくらいエネルギッシュな個体なので、その後も元気に育って子株が増えていきました。

子・親・子

サンセベリアは主な原産地がアフリカの乾燥地帯なため、かなり乾かし気味に育てます。根腐れを起こしやすいので土をあまり入れすぎないのがコツかな……私は根っこより一回り大きい鉢くらいの土量を目安にしています。

横方向に広がりがちなハニー。理想の鉢がなかったのでオーブン陶土とアクリル絵の具で手作りしてみました。

ヤコのオーブン陶土を使用。排水穴も忘れずに


ペペロミアと同じくらい人気の観葉植物と言えばホヤですね。このホヤ・カルノーサは花が桜色になるため、サクラランという和名があります。

その中でもリップカラーという品種は花だけでなく若葉もきれいなピンク色になるので、葉っぱだけでも楽しめますよ〜。写真中央あたりにショッキングピンクの葉っぱがあるのが見えるでしょうか?

この子はまだ小さいのですが、株が成長してつるが1mくらいになると飴細工のような花を咲かせるそうで、早く見たいなぁ〜と焦がれていますw。しかも香りも良いのだとか!

ホヤ・カルノーサの花

葉っぱはやや肉厚でセミマットな質感です。
つるが垂れ下がるように伸びてそこに葉や花が付くため、大きくなってきたらハンギングにしようと思っています。


ホヤその2はホヤ・カーリー、通称ハートホヤ。ハート型の大きな葉っぱが可愛らしいです!

この子も飴細工のような花を咲かせます。こちらはシャムサクラランと呼ばれているそう。(シャム=原産地であるタイ王国の旧名)

ホヤ・カーリーの花

葉っぱはマットな質感でかなり肉厚です。ペペロミア・オブツシフォリアといい勝負かも?
小さな芽が大きな葉っぱに成長する様子は結構ダイナミックです。

ホヤ・カルノーサと同じくつる性ですがこちらは上に登るタイプなので、伸びてきたら支柱が必要になりそうです。

ホヤは比較的育てやすいものが多く、何と言っても花がかわいいので、ぜひ「ホヤ 花」で検索してお好みの品種を探してみてください◎


一瞬作り物かと思うほど個性的な見た目のピレア・カディエレイ。アルミニウムプランツと呼ばれるように、メタリックでかさかさした葉っぱがとってもユニークです!

金属のよう

このシルバー系の色味も素敵ですよね〜。葉っぱをよく観察すると表面に細かい気泡が入っているところが銀色に見えているようで、葉っぱの裏側には模様はありません。

こんなにクールな見た目なのに、花は淡い色合いで金平糖のような可愛らしい感じだそうです。ギャップがすごい。

我が家のカディエレイは何度か植え替えをしましたが特に弱ることもなくモコモコ育っているので、強い植物なんだと思います。


最後は伸びすぎて全体像がうまく撮れなかったハートカズラ。とにかく長いので画像↓が見にくいかと思います。。。

長〜いつるにハート型の小さな葉っぱがたくさん付くのでラブチェーンと呼ばれているようです。絡まりをほどくのが大変なあたりもチェーン感がある。

髪の毛のようにぐんぐん伸びるので、我が家ではある程度つるが伸びたら根元をぐるっと一巻きします。

根元

ネットを見ていると伸びすぎた場合は剪定or株分けしましょうと書いてあるのですが、うちのハートカズラはお花やムカゴや葉っぱをもりもり付けて元気いっぱいなので、今のところいじらなくていいかな〜と思ってます。

花とお芋(ムカゴ)

この面白い花、ごきげんな時には20個近く咲きます!枯れてポロッと落ちたら次の新しい花がまた違うところに出る、みたいな感じで年中途切れることがありません。
出窓の日当たりや温度がよほど気に入ってるのかな。

気が付いたらつるが床に付きそうになってるくらい、成長速度もはやいです。

─・─・─・─

初心者向きの観葉植物はこの他にもたくさんあります。

過去記事に書いた中では
ペペロミアポトスシュガーバインオリヅルラン
が育てやすいです。

あとはまだご紹介してませんが、ツリー系のフィカス、ドラセナ、クロトンもオススメです!(3つとも品種が多いので中には中級〜上級者向きのものもあるかもしれません。)

観葉植物を初めて育てる際、まずは日当たり・湿度・温度・鉢・土などなどについて調べると思いますが、意外と盲点なのが

質の悪い土に植えられた植物が出回っていることがあるため、購入した植物の根っこにベタッとした泥のような土が付いている場合、できるだけ洗い流さないと水はけが悪くなり生育不良になることがあります。
ただし根っこを洗うと植物にかなり負担がかかるので、この辺はもう自己責任です。

我が家では根っこを洗わざるを得ない時、「ごめんね、我慢してね。」と謝り、洗い終わって植えつける時は「よくがんばったね、元気になりますように!」と励まします。
謝りながら殴るみたいな感じですが、泥土が付いたままにすると結局根が腐って枯れてしまうので、心を鬼にします。

植物も生きているので、鬼になったあとは、家族や友だちと同じように心を込めて接してあげてください。
きっと楽しく暮らしてくれると思います😊

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