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やっておきたい服と靴の手入れ 『服と暮らし』No.172

『服と暮らし』は月額課金制のオンライン雑誌です。配信は毎週金曜日。日々お店に足を運んだり、ウェブを使って情報収集する中で見つけた「暮らしにまつわる良いもの」を主に男性へ向けて紹介しています。

僕にとっての「良いもの」とは、「これまで100年生き残ったもの」と「これから100年生き残るであろうもの」のこと。

できるだけフラットにそう思えるもの、人々に受け入れられつつあるものを意識的に選んでいます。

また、『服と暮らし』ですので、洋服の他にも暮らしにまつわる物事を掲載することがあります。

東京で、日本で。今どんなブランドが生まれつつあって、注目を浴びつつあるのか。どんなファッションがトレンドになっているのか。

あらゆる場所に散らばったそれらの情報が定期的に更新される、そんな雑誌をウェブで読みたくて自分で始めることにしました。

定期購読だと月額300円ですが、一記事を150円で読むこともできます。

それでは、ここからは今週の『服と暮らし』です。

この記事が皆さんのよりよい暮らしの参考になれば幸いに思います。



・日々着ている服や靴の手入れはきちんとできていますか?「服が好きだ」と話す人も案外手入れについては知らない人が多いもの。というより、どこまで手入れをすればいいのか、どういう手入れが望ましいのか、ということがネットで調べてもいまいち掴みづらいのが実情だと思います。
専門家が発信する本格的な手入れや、ブログなんかで見かける「私はこうしています」という記事は個人的にはあんまり参考にならなくて、結局自分がやるなかで落としどころを見つけていくのが決して楽ではないものの、最短の近道ではあります。

・手入れの行き届いた服は相応の空気をまといます。愛され、大切にされてきたつらをしているというか、着ている本人にやわらかく馴染み、まるでその人そのものであるのような雰囲気を持った一着になります。
古くなっていくと同時に新しくもなっていくような、”味が出る”というのはそういう経年変化のことではないでしょうか。
乱雑に扱われてほこりと汚れにまみれ、洗濯を繰り返してよれができ、シワも伸ばされずに干され、古くなったものを味と呼ぶのは少し違うのではないかと僕は思うのです。

・ここまで言いながら、僕は靴、特にスニーカーを洗うということを数年ほとんどしてきませんでした。ある程度は履きつぶしてしまうものという意識があったのと、スニーカーを洗うと言えば水につけてじゃぶじゃぶ洗うことをイメージしていたこと、そうして洗ったものは汚れこそ落ちているものの、明らかに少し傷んだような気がしてそれを繰り返す気になれなかったことです。

きっかけはInstagramで流れてきた広告でした。『服と暮らし』を購読してくださっている方でしたら目にしたこともあると思うのですが、水を使わずに泡立ててスニーカーをこすり、タオルで拭き取って乾かすだけで汚れを落とせるというもの。こういう手段があるのなら、きっと他にもいろんなメーカーが出しているんじゃないか?と思い、調べて、買って、洗って、今回のテーマにしたいと思いました。

服やスニーカーの日々の手入れとそれに必要なものについてシェアしたいと思います。

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