セールにならない服の基準、定期購読マガジン終了のお知らせ 『服と暮らし』No.175
『服と暮らし』は月額課金制のオンライン雑誌です。配信は毎週金曜日。日々お店に足を運んだり、ウェブを使って情報収集する中で見つけた「暮らしにまつわる良いもの」を主に男性へ向けて紹介しています。
僕にとっての「良いもの」とは、「これまで100年生き残ったもの」と「これから100年生き残るであろうもの」のこと。
できるだけフラットにそう思えるもの、人々に受け入れられつつあるものを意識的に選んでいます。
また、『服と暮らし』ですので、洋服の他にも暮らしにまつわる物事を掲載することがあります。
東京で、日本で。今どんなブランドが生まれつつあって、注目を浴びつつあるのか。どんなファッションがトレンドになっているのか。
あらゆる場所に散らばったそれらの情報が定期的に更新される、そんな雑誌をウェブで読みたくて自分で始めることにしました。
定期購読だと月額300円ですが、一記事を150円で読むこともできます。
それでは、ここからは今週の『服と暮らし』です。
この記事が皆さんのよりよい暮らしの参考になれば幸いに思います。
・明けましておめでとうございます。今年も『服と暮らし』をよろしくお願いします。
さっそくではありますが、今月いっぱいで定期購読マガジンとしての『服と暮らし』を終了し、来月以降配信される記事は無料マガジンに移行させていただくことにしました。もちろん、これまで配信してきた記事や今月配信予定の4記事は購読者の方のみに配信され、定期購読マガジンが終了したのちもご覧いただけるようにアーカイブさせていただきます。
・年々インターネットが不自由になっていくなかで、その兆候を感じた頃に始めた定期購読マガジン。有料というかたちをとることで、あくまでひとりの服好きとして自由に文章を綴ることのできたこの場所はすごく大切で、自分勝手な内容にお金を払い、これまで購読してくださった皆さまには感謝の言葉しかありません。
自分にとって心地よい場所を手放して無料へ移行する理由としては、一度きちんと矢面に立たないといけないという覚悟が固まったから、というのが大きいです。心地よいと思える場所にとどまって、その環境を保つことに力を注いで生きるにはきっとまだ早く、若すぎる。(もう今年で33歳にはなりますが...)自分の望む社会の姿、それは今のところ”世の中からダサいをなくす”ということなのですが、もっと広い世界を目指して、その真ん中へ向かってもう一歩踏み出していきたいと思います。
これまで購読していただいた方々には、本当に感謝をしています。そのうち何名かは僕も知っているのですが、顔も知らない僕の書くことをその何倍、何十倍も多くの方が購読してくださったことは大きな糧になりました。
もしもどこかで出会うことがあればぜひ一杯奢らせてください。
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