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初めて知ったドラマの楽しみ方

以前より、ドラマをよく見るようになった。
結婚して時間管理をちゃんとするようになり、放送時間までに帰宅できているからというのも理由の1つだけれど、そもそも今まで以上にドラマを見るのが楽しい。
それは、笑ったり(※『ルパンの娘』)泣いたり(※『ノーサイドゲーム』)怖がったり(※『あなたの番です』)という感情を隣にいる旦那さんと共有し、共感し合う時間そのものを楽しんでいるからだと思う。

もともと単独行動が好きで、例えば見たい映画があれば誰か誘うでもなく1人で見に行くようなタイプだった。何かを視聴したり鑑賞する時に周囲の気配はどちらかと言えば邪魔な要素で、感想やそれによって湧き出る感情は自分の心の中にしまい込んでしまうのが普通だった。

だから、深田恭子ちゃんの変身シーンで鼻歌を歌いながら、旦那さんと2人でリズムに乗って上半身を揺らしている姿をこれまでの自分が見たら笑ってしまうと思う。

だけどその時間が驚くほど楽しいのだ。

1人で楽しむものだと思っていた30年近い自分の常識が覆された気がして、その楽しさはちょっとだけ衝撃的だった。


先日、「秋のドラマ、何見る?」
と、うきうきしながら尋ねる旦那さんに
「『まだ結婚できない男』は絶対見る!」
と答えた。


昨日第1話の放送だったけれど、旦那さんから仕事が長引き帰りが遅くなると連絡が入ったので、残念に思いながら録画設定をし、準備していたチャンネルを別の番組に変えた。

今までならきっと旦那さんのために録画しつつも、自分はオンタイムで1人放送を見ていたと思う。だけど今はドラマは2人で見る方が楽しいと知ってしまった。お預けをくらうのは少し不本意だけど、せっかくなら1番楽しい条件で1時間を過ごしたい。明日の夜には見れたらいいなぁ。











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