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ニャンコの声のウラオモテ

お気に入りのPodcastの一つ、「TAC Podcast 2

こちらではパーソナリティの大道さんのお宅にいるニャンコの声が時折入ってくるのですが、昨日公開の第123回「動物好きとカメラ」の回では、冒頭のニュースパートからニャーニャー入りまくりでした。

こんなにニャンコが乱入してくるのは珍しいです。

実はまだニュースパートの途中までしか聞けていなくて、つまりこの先ニャンコがどれほど調子に乗ってニャーニャーして来るのか大変期待しています。

ただ、ニャンコの声は猫好きの私にとって諸刃の剣です。

我が家では8月に、愛猫を亡くしています。二月ほどの闘病の末、最後は私が動物病院に連れて行って、安楽死を選びました。左目の上あたりに出来た腫瘍が膨らんできて、それを足で引っ掻いたのでしょう。そこから出来た傷が治らず、膿み、穴が空き…

猫白血病にも感染していたので、もしそれがなければ傷が塞がった可能性もあるのですが、悪い偶然が重なってしまいました。

これが初めての別れではなく、私が生まれてからでも4匹の猫、2匹の犬と、さよならを経験しています。

楽しかった思い出と、別れの記憶と。そのどれもが少しの刺激で蘇ってきて、今はまだ安楽死のシーンがあまりに鮮明に思い出せるので、ちょっとした鳴き声が辛い時もあります。

Mr.Childrenの「ひびき」に、こんなフレーズがあります。(作詞:桜井和寿 作曲:桜井和寿)

去年の誕生日 クラッカーを鳴らして
破裂する喜びに酔いしれていたけど
外を歩いたら銃声が聞こえる
あの場所じゃ その音は 悲しげに響くだろうな

大好きな歌なのですが、聞くたびに、一つの物事に潜むいくつもの事象を考えさせられます。私にとってのニャンコの声が、今は時折銃声のように胸に響きます。いつか必ず、クラッカーのように喜びを想起させるものになることは分かっているのですが、まだ少し時間がかかるようです。

新しいニャンコとの出会いがあれば、その時間は縮まるのでしょうが、安楽死の瞬間を思い出すと滝のように流れ出す涙は、そう簡単に止められるようには思えません。

ああ、ショコラ。また会いたいよ。

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