WBSC U18 ベースボールワールドカップ in フロリダ 5日目

9/14㈬ 対チャイニーズ・タイペイ in エド・スミス・スタジアム


日本時間午前8:00。
時間どおりのプレイボール
先発は香西。
スーパーラウンド進出は決まっている。
しかし、どの試合も落としてはいけない。
本日の相手はタイペイ。
近年のタイペイは強くなっている。
経済においても何においてもいつまでも日本の方が上など思っていると痛い目に合う。

チャイニース・台北 9-2 日本

案の定、タイペイの強さに圧倒される。
埼玉西武ライオンズのウー・ネンティンも台北出身だ。
その後輩たる選手がどのような戦いをしてくるのか。
勝敗関係なく、注意深く見ておくべきだ。
まずは先発したリン・ションエン投手。
その右腕から放られる球に日本の選手はなかなか対応できない。
キレの良さとコントロールの良さ。
日本の投手と比べ、アメリカのストライクゾーンの対策が完璧だ。
更に守備の上手さも光る。
打者も然り。
今大会、近年に比べると日本は比較的木製に対応している選手が多い。
しかし、タイペイは更に上をいく。
当然の如く長打を放ってくる。
さすが前回の王者である。
これまでの対戦した国とは違う強さがそこにある。
これはそう簡単に日本が太刀打ちできる相手ではない。
さて、監督陣はどのように選手を調整させてくるのか。
楽しみである。


九国大 野田捕手?投手?

6回から登板した野田。
背番号からも分かるように捕手も兼ね備える二刀流選手だ。
才能の塊の選手。
捕手と言えば、私の中ではチームの中で一番野球を知っている人といったイメージだが、正しくそれである。
4回から登板した吉村から引き継ぎ、野田はうまく日本のペースを立て直していく。
最終回が7回ということもあり、点差を詰めるまでに至らなかったが、ペースをなんとか戻そうとするその姿は頼もしく感じた。
さすが九国大の主将でもある。

スーパーラウンドにおける課題

さて、ブロック2位でスーパーラウンドの進出が決まった日本だが、課題は多々ある。
まずは投手。
ストライクゾーンをいかに掴んでいくか。
各自、癖などもある為、調整はなかなか難しいところはある。
だが、ここに選ばれた選手はそれができる選手だと私は信じている。
打つ方にしても然り。
最初の頃に比べると随分、木製に慣れた感があるが、まだまだ改良の余地がある。
見極めはだいぶできるようになってきただろうか。
甘い球はもちろんだが、日本ゾーンだとストライクになるボールくさい球は積極的に手を出してもらいたいと個人的には思う。
馬淵監督や小坂監督はどういうか知らないが(笑)

明日は中休み。
各自においても、チーム的にも、反省点を踏まえ、どうスーパーラウンドは望んでいくか。
調整時間は少ないが日本の若き侍に期待。

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