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理解していますか?

今回は指導者の立場

第8回 言葉数が指導者の力量ではありません


コーチ
今のプレーは○○だから~△が良いね。

選手
はい!!


コーチ
おい!○○!頑張れ!

選手
…(頷き)


コーチ
さっきのプレーどうだった?

選手
○○でした!

コーチ
おー!そうなんだ❗じゃあ因みに◻️は見え てた?

選手
見えてませんでした💦
 
コーチ
じゃあその上でさっきのプレーが選べたら最 高だね👍

はい。突然のクイズです。
これは選手へのコーチングの例となります。
(試合中にかける言葉がけやピッチ外でのミーティング、シンクロコーチングやフリーズコーチング)
※選手のカテゴリーは小学校高学年から中学生とします。

皆さんは上記のやりとりから①~③どの指導者のやりとりが良い指導者と思いますか?

↓答えは↓

5…
4…
3…
2…
1…

正解は。

【この問答だけでは分からない】

狡いのクレームが出るのは分かります💦
(正しく判断をして頂きたいのでご容赦下さい)

因みに意地悪問題で出題したわけではなく最近はひとまず選手とのやりとりが多いことを美化した情報が増えていると感じているので…

勿論選手の気持ちをくみ取ろうすること、情報を入手して知恵として利用する為には会話は必須だと思います。が…他人を理解するには当たり前の行動だと思うのです。

自分が生きている現場レベルでは選手の偏差値は40~50、体育成績は頑張ろう~良くて5段階評定の4が限界、皆と一緒が大好物、内輪の集まりでは強気ですが他チームとの関わりになったら小鹿ですといった選手も指導者がYESのみしか回答がない問答や望む答えが出るまで続くコミュニケーションをしている光景をよくみます。

自分の近くには

コミュニケーションをとることが目的で見栄えの良さ、保護者の目線を意識して会話しているだろう指導者。

黙って選手を観察し、一言で選手の失敗をチャレンジに変えてしまう指導者。

選手に考えろと言いつつ、自分の納得する答えを求めている指導者。

現場におけるOFFの環境全てを放任し、多大なる失敗と過ちを選手に経験させてかわりに他者様へ謝り続けた指導者。

選手とのコミュニケーションを大事にするあまり他者、他チームが迷惑を被っていることに気付かない指導者。

選手に疑問点を投げ掛けお互いが納得するまで話し合ってから試合を行う指導者。

等々、様々な方がいますがいずれの環境からもプロサッカー選手は出ています。

これだけ違う関わり方なのに何故いずれからもプロサッカー選手が出たのか?また、プロのキャリアが終わった後ではどんな人生を歩んでいるのか?

今回のクイズから伝えたいことは流行りや見栄えだけで良い悪いを決断をしていないかということ。

その指導者は【その子】や【その時】を判断して言霊を投げているか?

自分みた事実は数多くの代表選手を育成したベテラン指導者もInstagramではつらつと意見している若手指導者も、関わる具合を間違えた時には大抵お互いが後悔をしています。

今回はこの辺で、凡人になりたい。


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